「ツイン・ピークス」新作は全18話に！あのダイナーも復活

写真：Everett Collection/アフロ

［映画.com ニュース］　一度は降板を表明したデビッド・リンチ監督が正式に復帰することになった「ツイン・ピークス」新作。そのエピソード数が、当初予定されていた9話から18話に倍増され、リンチ監督が全エピソードでメガホンをとることがわかった。さらに、チェリーパイでおなじみの「ダブルRダイナー」も“復活”するという。

女優のシェリリン・フェン（オードリー役）とシェリル・リー（ローラ役）が、米ワシントン州シアトルで5月23日（現地時間）に開催されたコンベンション「クリプティコン」で、「ツイン・ピークス」のパネルに出席し語ったもの。オリジナルのテレビシリーズと劇場版「ツイン・ピークス／ローラ・パーマー最期の7日間」で音楽を担当したアンジェロ・バダラメンティが新譜を書き下ろすことも明かされた。

撮影は米ワシントン州で行われる。ダブルRダイナーのロケに使用された「Twede's Cafe」（当時の店名はMar-T Cafe）は、2000年に火災が発生し、店内がすべて焼けてしまったため、改修の際に内装を変更していた。だが、今作の撮影のために再度改装を行い、当時のインテリアを復活させるという。撮影開始時期は9月になる見込みだ。

2016年に米有料チャンネルShowtimeで放送予定の新シリーズには、フェンやリーはもちろん、クーパー捜査官役のカイル・マクラクランらオリジナルキャストが復帰。クリエイターのリンチ監督とマーク・フロストが脚本を執筆する。