「エクソダス」専門家も太鼓判の“モーゼ10の奇跡”場面写真＆特別映像公開

2015年1月27日 09:45

［映画.com ニュース］リドリー・スコット監督、クリスチャン・ベール主演で旧約聖書「出エジプト記」を描いた「エクソダス：神と王」から、神とモーゼが起こした“10の奇跡”の一部をとらえた場面写真と有名な紅海の海割れをイメージしたポスター画像、エジプト学者らの解説付き特別映像が公開された。

スコット監督が過去最大規模の予算を投じて製作した本作最大の見どころとされているのが、モーゼと神が起こした“10の奇跡”。ナイル川が血に染まり、カエル、ぶよ、あぶの大量発生、疫（えき）病、腫物の流行、エジプト全土にひょうが降り、3日間暗闇に覆われ、最後には全エジプト人の長子が死に至るというものだ。その中から今回は、「ナイル川が血に染まる」「カエルの大量発生」「あぶの大量発生」「ひょうが降る」「イナゴの大量発生」の5つの奇跡のカットが公開となった。

スコット監督は「私はどちらかといえば、リアリティを重んじる傾向がある。手にした情報を元にして、それが現実に起こったとしたらどうかと考えるようにしている」と語っており、このほど公開された特別映像では専門家らも、「古代エジプトを知る事ができる。10の奇跡や、紅海を割る奇跡の数々。戦いも忠実に描かれている」と“奇跡”の再現性の高さに太鼓判を押している。

「エクソダス：神と王」は、紀元前1300年を舞台に、巨大王国エジプトの王家で養子として育てられたモーゼは、400年奴隷として虐げられているヘブライの民を救うために、兄弟同然に育てられたエジプト王ラムセスに反旗を翻す。そして、たった1人で40万の民を率い、“約束の地”を求め、苦難と冒険の旅路に就く。共演にはジョエル・エドガートン、ベン・キングズレー、シガニー・ウィーバーら豪華俳優陣が顔をそろえている。2015年1月30日から全国で公開。