石田純一、オスカー俳優勢ぞろいの「ラスト・ベガス」に圧倒
2014年5月27日 17:10
[映画.com ニュース] タレント・俳優の石田純一が5月27日、都内で行われた「ラスト・ベガス」(現在公開中)の公開記念トークショーに出席した。マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケビン・クラインという4人のオスカー俳優が豪華共演を果たしたハートフルコメディ。石田は「よくぞこれだけの俳優がそろいましたね」と圧倒されていた。
58年来の固い友情で結ばれる幼なじみ4人組が、仲間ビリー(ダグラス)の結婚を機に、ラスベガスで独身前夜のバチェラーパーティを開催。久々の再会を喜び合うが、仲間のひとりパディ(デ・ニーロ)は浮かない顔で……。「ナショナル・トレジャー」シリーズのジョン・タートルトーブ監督がメガホンをとり、カジノでギャンブルに興じたり、ビキニコンテストでの審査員役でハメを外すなどのコミカルなシーンで笑わせながら、四者四様の人間模様も描き出す。
石田は「彼らが過去に出演した映画が、パロディっぽく出てくるのが楽しい」と語り、デ・ニーロが名作「レイジング・ブル」をほうふつとさせるパンチを披露するシーンを紹介。また、フリーマンの演技を「上手という言葉が失礼なほど。リアルで最高ですね」と絶賛していた。
自身も60歳を迎えるなか「人生の最後が近づくと、残された時間や思い出、周りにあるものが愛おしくなる。歳を重ねるほど、感受性が豊かで鋭くなるのは素敵なこと」と登場人物たちに感情移入。息子でタレントのいしだ壱成が再婚することに関しては、「良かったなと思いますね。責任も増えますが、一段と仕事にプライベートに頑張ってもらえれば」とエールを送った。