WWEがリメイク権獲得 フランス女子プロ映画「ママはレスリング・クイーン」公開
2014年4月6日 11:00
[映画.com ニュース] 仏名女優ナタリー・バイらがプロレスに挑む異色女子プロドラマ「ママはレスリング・クイーン」の日本公開が7月19日に決定し、このほど日本版ポスター画像がお披露目された。
北フランスの田舎町を舞台に、息子を取り戻そうと奮闘するシングルマザーのローズ、浮気性の夫との生活に疲れきったコレット、色気を武器に恋愛相手を見つけたいジェシカ、自分の容姿にコンプレックスを抱くヴィヴィアンという同じスーパーマーケットで働く中年女性4人がプロレスチームを結成。それぞれの悩みを抱えながらもプロレスを通して本当の自分を取り戻していく姿を描く。バイのほか、マリルー・ベリ、オドレイ・フルーロ、コリンヌ・マシエロら仏実力派女優が顔をそろえた。
本作が長編デビューの新鋭ジャン=マルク・ルドニツキ監督がメガホンをとり、才能あふれる女優たちが、女子プロレスのセクシーなコスチュームを身にまとい、エルボードロップやラリアットを打ちまくり、ブレーンバスターを食らってリングに叩き付けられるなど、体を張った演技を見せる。その一方で、女性らしく細やかで情緒豊かな一面も表現し、笑いと心あたたまる物語に仕上がっている。
なお、世界的プロレス・エンタテインメント集団として知られるWWEが本作の米国内配給権利と世界規模でのリメイク権利を獲得したと発表しており、WWEスタジオズのマイケル・ルイージ社長は「このような素晴らしいコメディ作品のリメイク化と配給権を獲得できたことに興奮しています。WWEスタジオズは、この作品によって幅広い年齢層に満足感を与えられ、同時にWWEのコアなファン層にとっても楽しめる作品になる」とコメントしている。
「ママはレスリング・クイーン」は7月19日からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。