ファンキー加藤、ソロ活動に「根拠ある自信」　ファンに感謝と決意を語る

［映画.com ニュース］昨年6月に解散した「FUNKY MONKEY BABYS」のファンキー加藤が2月13日、都内で行われた主演ドキュメンタリー「ファンキー加藤 My VOICE ファンモンから新たな未来へ」の先行上映会に出席。「僕とファンキー・モンキー・ベイビーズの映画であると同時に、支えてくれたみんなの映画だと思っている」とファンへの感謝を述べ、「昔と違って、ある程度の根拠がある自信をもって、すばらしいステージにしたい」と9月に控えた解散後初の日本武道館公演に決意を語った。

映画は2日間で10万人を動員した東京ドーム公演を最後にグループとしての活動を終え、2013年11月に原点回帰となるインストアライブツアーで、ソロ始動したファンキー加藤の1年間に密着。14年2月12日には、現在の心境をつづったソロデビューシングル「My VOICE」をリリースしたばかりだ。

ファンキー加藤は「最初は自分を追いかけてもらっても、映画として成り立つのかなと思った」と戸惑いを述懐。それでも「自分で言うのもなんですが、非常にすばらしい作品になった。今後、音楽活動で迷ったり悩んだりしたとき、これを見ればすぐ初心に戻れるはず」と映画の出来ばえに誇らしげだ。

この日はメガホンをとった住田拓英監督が同席し「解散後、誰も想像できないプレッシャーや、ファンの皆さんの反発を感じたはず。それを意に介さず、突き進むのではなく、落ち込んだり、ヘコんだりしながら、前に進もうとする姿を撮影させてもらった」。さらに「加藤さんは本当に壁がない人。熱い生きざまが伝わる作品になった」とこちらも胸を張っていた。

「ファンキー加藤　My VOICE　ファンモンから新たな未来へ」は2月14日から全国公開。