スパイス・ガールズのミュージカルを元メンバーが祝福

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［映画.com ニュース］　英ガールズグループ「スパイス・ガールズ」のサクセスストーリーをミュージカル化した「ビバ・フォーエバー！（Viva Forever!）」の公演初日に、元メンバーの5人が会場である英ロンドンのピカデリー・シアターに駆けつけた。

同グループの「Wannabe」や「2become1」といったヒット曲をちりばめ、スターとして成長しながら家族や友人との関係に悩む少女の姿を描く。プロデューサーは、ABBAのヒット曲で構成されたミュージカル「マンマ・ミーア！」を世界的にヒットさせたジュディ・クレーマー。「スパイス・ガールズ」の5人は、カーテンコールでキャストとともにステージにあがり、観客の声援に応えた。

終演後のレッドカーペットでは、興奮冷めやらぬジェリ・ハリウェルが同グループのキャッチフレーズを引き合いに「ガールパワーは健在」と叫び、メラニー・チシュロムとエマ・バントンは高々とVサイン。メラニー・ブラウンは、再結成に関して「私はいつも賛成してるわ。今のところ、そういう話はないけど、何人かはその気になっていると思う」と前向きな姿勢をみせた。しかし、ビクトリア・ベッカムだけは4人と別行動をとり、夫デビッド・ベッカムや3人の息子たちとフォトコールに応じた。

同グループは、2012年ロンドン五輪の閉会式で、5年ぶりとなる一夜限りの再結成を果たした。肝心のミュージカルの内容だが、批評家のレビューは否定的なものが多い。