若手俳優コンビのアカデミー賞司会、米TV視聴者の反応は？

写真：Globe Photos/アフロ

［映画.com ニュース］　2011年2月開催の第83回アカデミー賞授賞式の司会を、ジェームズ・フランコとアン・ハサウェイの若手俳優コンビが務めると発表されたばかりだが、アメリカの視聴者の反応はどうだろうか。米ハリウッド・レポーター誌が行ったアンケートでは、54％がこのキャスティングを支持すると答えている。

35歳未満の62％が支持すると答えたのに対し、35歳以上は46％と、若年層の支持が勝っていることも明らかに。若い視聴者は、伝統的に司会を務めることが多い年をとったコメディアンよりも、フレッシュな顔を望んでいるようだ。

全体では、同授賞式のテレビ中継が「より楽しくなる」という意見が25％増えた一方で、「権威がある」というイメージは19％減。また、「このふたりはテレビ中継の司会者として良いペアだと思いますか？」の問いは、86％が「イエス」、14％が「ノー」と圧倒的な結果に。「誰の意見が反映されたキャスティングだと思いますか？」の問いには、62％が「一般の映画観客の意見」と答え、38％が「映画批評家や業界関係者の意見」だとしている。

第83回アカデミー賞授賞式は11年2月27日、ロサンゼルスのコダック・シアターで開催される。ノミネート作品の発表は、1月25日。