「マイ・フェア・レディ」リメイク版の主役にキャリー・マリガン

2010年3月26日 18:31


気品漂うマリガンはぴったり
気品漂うマリガンはぴったり

[映画.com ニュース] 64年にオードリー・ヘプバーン主演で映画化され、アカデミー作品賞を含む8部門を制したミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」のリメイク企画が数年前から進行中だ。なかなかキャスティングが定まらない同プロジェクトだが、このほどリメイク版の脚本を手がける女優で脚本家のエマ・トンプソンが、英BBCのインタビューに答えて、主人公のロンドンの花売り娘イライザ役は、「17歳の肖像」(4月17日公開)で英アカデミー主演女優賞を受賞したキャリー・マリガンに決定したと発言した。

リメイク版については、昨年10月には主演にキーラ・ナイトレイ、監督に「つぐない」のジョー・ライトが決定したと報じられたが、のちに誤報だったことが判明。その後は、イライザ役候補にアン・ハサウェイスカーレット・ヨハンソンの名前が浮上する一方で、監督は「恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデンに決まったと報じられていた。

トンプソンはまた、オリジナル版でレックス・ハリソンが演じた、イライザに淑女教育を施す言語学者のヒギンズ教授役は、「ぜひともヒュー・グラントに演じてもらいたいと思っている」と明かした。ただし、すでにグラントにオファーはしているようだが、こちらはまだ決定したわけではないという。ヒギンズ役にはかつてダニエル・クレイグの名前も挙がっていた。

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