「HEROES」に続け!今秋の新番組レギュラー化第1号は「ゴシップガール」
2007年10月17日 12:00
[映画.com ニュース] 今秋から全米で放送開始された新しいドラマ番組の中で、TVシリーズ化される第1号番組となったのは、ティーン向けドラマ「ゴシップガール(Gossip Girl)」だった。
同番組を放送する米CWネットワーク(CBSとWarnerが合併したTV局)は、「ゴシップガール」のプロデューサー陣にフルシーズン分のエピソードを制作するように要請したという。米TV界では新番組は、視聴率次第ですぐにでも放送中止となるため、番組スタート時には、フルシーズン(通常は22~24話)の半分のエピソードしか制作しないことになっている。CWが「ゴシップガール」の残りのエピソード制作を要請したことで、今後シリーズ化されることが確実となった。
同ドラマは、「The OC」のクリエイターであるジョシュ・シュワルツが新たにプロデュースしたティーンドラマ。原作は作家セシリー・V・Zによる同名ティーン小説で、ニューヨークのアッパーイーストサイドに住む10代のセレブ娘たちの、ショッピングやパーティや恋に明け暮れるリッチで魅惑的な生活を描くというもの。
なお、CWのライバル局NBCネットワークも遅れて、新番組の中から「チャック(Chuck)」「バイオニック・ウーマン(Bionic Woman)」「ライフ(Life)」「ジャーニーマン(Journeyman)」の4本のドラマに対して、それぞれ3話ずつ制作を要請した。フルシーズンの要請ではないものの、これらのドラマ番組もレギュラー化の可能性が高いと言えるだろう。
ちなみに、昨年の新ドラマの中で最も早くフルシーズンの制作要請を得た番組はNBCの「HEROES/ヒーローズ」だった。日本での「HEROES/ヒーローズ」は、現在、スーパー!ドラマTVにてレギュラー放送されており、08年2月22日から待望のDVDセル・レンタルがスタートする。