「ヘルボーイ」原作者の吸血鬼コミックを「ブレイド」監督が映画化

2007年10月1日 12:00


[映画.com ニュース] ギレルモ・デル・トロ監督の「ヘルボーイ」の原作コミックの作者マイク・ミニョーラと、「闇に棲む少女」などのホラー作家クリストファー・ゴールデンが組んだ異色グラフィックノベル「ボルティモア(Baltimore, or the Steadfast Tin Soldier and the Vampire)」の映画化権をニューリージェンシーが獲得。「ブレイド3」のデビッド・S・ゴイヤーが監督することになったと米バラエティ紙が伝えた。

同作は、アンデルセン童話「しっかり者のスズの兵隊」とブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」を下敷きに、第一次世界大戦の戦場で邪悪な吸血鬼に噛まれ、それが元で家族を失い、吸血鬼を滅ぼそうとするヘンリー・ボルティモア卿を主人公とする歴史もの。

ゴイヤー監督と言えば、バイパイア・アクション「ブレイド」全3部作の脚本を手掛け、「ブレード3」で監督に転身しているだけに吸血鬼はお手の物だろう。また、「バットマン・ビギンズ」の原案・脚本も担当しているが、今回は2人の原作者ミニョーラとゴールデンが脚色するという。プロデューサーは、「ザ・メキシカン」「ウルトラヴァイオレット」のジョン・バルデッチと、ゴイヤー脚本で製作中のSFスリラー「ジャンパー(Jumper)」で組んだステーシー・メーズ。

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