「ゴーストワールド」監督がサイボーグ男の異色SFコメディ挑戦!

2007年9月18日 12:00


スカヨハを出世させた一作
スカヨハを出世させた一作

[映画.com ニュース] 米バラエティ紙によると、「ゴーストワールド」の異才監督テリー・ツワイゴフが、ニューライン・シネマ製作のSFコメディ映画「The $40,000 Man」に挑戦することになった。

同作は、真のアメリカンヒーローだった宇宙飛行士が不慮の交通事故で大怪我を負い、政府によってバイオニック・マン(サイボーグ)への改造手術を受けるが、その費用が4万ドル(約450万円)しかなかったために、完璧にバイオニック化されなかった、というコミカルな内容のようだ。

同企画は、ジョン・フランシス・デイリージョナサン・ゴールドスタインによるオリジナル脚本を買ったニューラインが、今年初頭から準備してきた。ツワイゴフ監督と、アカデミー脚色賞にノミネートされた「ゴーストワールド」と前作「アートスクール・コンフィデンシャル」で組んだ、脚本家ダニエル・クロウズが現在リライト中という。「ザ・リング」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」などの製作を手掛けたニューライン傘下の“ベンダースピンク”がプロデュースする。

本作のタイトルに似ているのが、リー・メジャース主演の70年代の人気TVシリーズ「600万ドルの男(The Six Million Dollar Man)」。左目、右腕、両足を失った元宇宙飛行士が驚異的なパワーを持つバイオニック・マンになって活躍するというものだったが、今度の映画は20年前のTVドラマに比べてもかなりの“低予算”。「バッドサンタ」のツワイゴフ監督だけに、シニカルなブラックコメディ版になるかも?

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