「硫黄島～」の二宮和也の親友役が「ピンクパンサー2」出演へ

［映画.com ニュース］　クリント・イーストウッド監督のアカデミー作品賞候補作「硫黄島からの手紙」で、二宮和也扮する西郷の親友、野崎一等兵を演じた松崎悠希が、コロンビア・ピクチャーズとMGMによるスティーブ・マーティン主演の「ピンクパンサー2」に出演することになった、と米バラエティ紙が伝えた。

現在ハリウッドを中心に俳優活動を続けている松崎は、トム・クルーズ主演の「ラスト・サムライ」で憲兵隊員を演じ、さらに全米で話題のTVシリーズ「HEROES／ヒーローズ」にも出演している売出し中の日本人俳優。今回の「ピンクパンサー2」への出演は彼のキャリアの大きな一歩となるに違いない。

今回の出演を受け、本人からeiga.comに「僕が演じるのは、松戸堅示（まつどけんじ）という日本から来たコンピューター犯罪のスペシャリストです。スーパーコメディ映画なので、楽しい映画になれば良いなと思っています。抱負は“それなりに死ぬ気で頑張ります”」というコメントが寄せられた。

「ピンクパンサー2」は、ブレイク・エドワーズ監督とピーター・セラーズ主演で世界中で大ヒットした往年のシリーズのリメイク版の続編。前作のショーン・レビ監督に代わって、「ジュエルに気をつけろ！」「エージェント・コーディ」のハラルド・ズワルトがメガホンを取る同作には、クルーゾー警部を演じるマーティンの他、「ダ・ヴィンチ・コード」「スパイダーマン2」のアルフレッド・モリーナ、「ワンダとダイヤと優しい奴ら」「チャーリーズ・エンジェル／フルスロットル」などのジョン・クリーズの出演が決まっている。撮影は8月中旬よりパリで始まっている。