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河童がCO2削減に貢献?環境問題を考える「河童のクゥ」試写会開催

2007年6月8日 12:00

環境問題を考えるきっかけになれば… (左から)養老孟司、原恵一監督「河童のクゥと夏休み」

環境問題を考えるきっかけになれば…
(左から)養老孟司、原恵一監督
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小学生の男の子と河童の交流を描くアニメ映画「河童のクゥと夏休み」が、公開日の7月28日から1週間、上映劇場の設定温度を2度高くしてクール・ビズに貢献すると同時に、主人公である河童のクゥが“チーム・マイナス6%(温室効果ガス排出量6%の削減を目指す国民的プロジェクト)”の一員となる。“世界環境デー”の6月7日、東京・有楽町のよみうりホールにて、環境問題を考える試写会イベントが実施され、本作の監督・脚本を務める原恵一(「クレヨンしんちゃん」シリーズ)と解剖学者の養老孟司(「バカの壁」)がトークショーを行った。

小学生の康一は、下校途中に大きな石を拾う。実はそれは石ではなく、300年間地中に閉じ込められていた河童の子供だった……。映画は康一少年と河童のクゥの友情を描くとともに、300年の間に環境が変化し、人間以外の動物が住みにくくなってしまった現代の日本を描いている。

近年、自然が激減したことに対して、養老は「僕は鎌倉出身で、小学生の頃、周りは牛と馬と虫だらけ。犬が死んでも今みたいに保健所に連絡なんかしないから、死骸に(甲虫類の)オオハネカクシとかルリエンマムシとか山のようにたかっていた。今、神奈川県で(絶滅種の)ルリエンマムシが捕れたら専門の雑誌に載ると思うが、僕はそれを踏んづけていた。こういう状況を考えると、自分も江戸時代の河童のようだ(笑)」と苦笑しつつ、今は失われてしまった自然との触れ合いについての思い出を懐かしげに語った。

また、環境問題への取り組みについて、原監督は「実は僕自身あまり取り組んでおらず、この映画も単純に『環境破壊がいけない』と言っているつもりはない。みんなが望んだ結果、こういう世の中になったわけだから、『明日から生き方を変えよう』と意気込むのではなく、この映画が環境問題を考えるきっかけになってくれれば」とコメントを残した。

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