オランダが舞台の韓流。「デイジー」のイ・ソンジェを直撃
2006年5月23日 12:00
「インファナル・アフェア」のアンドリュー・ラウ監督が、オランダを舞台にチョン・ウソン、チョン・ジヒョン、イ・ソンジェという3人の韓流スターを起用して、三者三様の愛と非情な運命を描いたラブサスペンス「デイジー」。インターポールの刑事ジョンを好演した、イ・ソンジェに話を聞いた。
本作では、インターポールの刑事という、リアリティを出すのが難しい役に挑戦したイ・ソンジェ。「俳優をやっていて、一番楽しく困難でもあるプロセスが役作りなのですが、この映画では2人の相手に対する、表に出せない、心の内に秘めた愛情表現がカギでした」とし、自分の正体を明かすシーンについては「映画ならではの状況ですが、自分ならどうするかに置き換えて演じました。私は心が弱くて優柔不断な面があるので、実際にはもう少し早く身分を明かすでしょうけど(笑)。それぐらい苦しい状況でしたね」
共演者のチョン・ジヒョン、チョン・ウソンについては「2人とも自然な演技ができる、素晴らしい俳優です。2人のおかげで感情がこもった素晴らしい映画になりました。例えば、絵のモデルをするシーンでは、チョン・ジヒョンさんと話し合って『こんなふうに演じたらどうだろう?』とお互いに提案しながら演じました」。「デイジー」は、5月27日より全国ロードショー。