ミニシアターの激戦区・渋谷に、新たに映画館が2館オープン

2005年11月29日 12:00


Q-AXシネマの外観予想図
Q-AXシネマの外観予想図

シネマライズやシネクイントなど、ミニシアター激戦区の渋谷に、新たに2つの映画館が誕生する。

まず、12月3日、ユーロスペース跡地に、日本出版販売が運営するシアターN渋谷(102席、75席)が、「本屋さんみたいな映画館」をコンセプトに新装オープン。さらに、年が明けた1月28日には、流通大手レントラックジャパンの子会社であるキューアックスが、渋谷・円山町のQ-AXビルに、渋谷Q-AXシネマ(264席、172席)をオープンさせる。なお、同ビルには、渋谷・桜丘から移転するユーロスペース(145席、92席)と、渋谷で唯一の名画座となるシネマヴェーラ渋谷(145席)も入るため、合計5スクリーンのミニシアター・コンプレックスが誕生することになる。

また、所変わって六本木でも、06年春に、映画配給会社SPOがアジア映画を中心に公開するCINEMART六本木(4スクリーン)をオープンさせることが決まっている。シネコン全盛の昨今、新たなミニシアターの動向にも注目。

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