ディズニー、ピクサーとの復縁はなし?
2004年10月5日 12:00
ウォルト・ディズニー社のロバート・アイガー社長は29日、ロイター通信に対し、同社とピクサー・アニメーション・スタジオが新たに契約する可能性は低いと語った。アイガー社長は、ディズニーとピクサーの関係は、「互いに成長しすぎて合わなくなった」と語り、現在はピクサーと交渉していないことを明らかにした。
一方、ディズニー傘下の映画会社ミラマックスは30日、CGアニメの製作会社ワイルド・ブレーンと、新聞に連載されている漫画「オーパス」の映画化契約を結んだと発表。製作を担当するのはミラマックスの一部門であるディメンション・フィルムズとワイルド・ブレーン社。配給はディズニーが担当する。
ディズニーは、ピクサーの契約が終了するため、ワイルド・ブレーン社との契約で、アニメ部門の強化をはかりたい考え。ピクサーの今後の動向にますます注目が集まりそうだ。