メル・ギブソンが、論争映画を巡って訴訟
2003年12月2日 12:00
宗教的な内容から論争を呼んでいる「ザ・パッション・オブ・クライスト」を監督したメル・ギブソンが、ニューヨーク・ポスト紙を訴える準備をしているという。その理由は、ニューヨーク・ポスト紙が同作の違法コピーを入手し、勝手に試写会を開いたため。ポスト紙の目的は、宗教関係者が同作をどう評価するかを記事化することで、試写会には、ユダヤ教の指導者やキリスト教の神父、宗教学の学者、映画評論家などが招かれた。ちなみに参加者のほとんどが否定的な感想を抱いたという。