五等分の花嫁∽ネタバレのレビュー・感想・評価

テレビSPでやるやつを先行上映という形で映画館で上映。五等分の花嫁ブランドはやはり強く、9割くらい座席が埋まっていました。
特典は水着イラスト色紙で、二乃が当たりました。この特典系は二乃がよく当たります。

今作は2期と劇場版の中間の話で、5つ子たちが揺れ動く感情の狭間を切り取った作品になっています。夏休みの間、海やプールで巡り会う五つ子たちの淡い青春が堪能することができます。

序盤、いきなり二乃が「推してダメなら引いてみろ」と恋愛本にあった格言をそのまま実行し、ツンツン二乃に戻りますが、すぐに見抜かれるのでいつものデレデレ二乃になっていて可愛かったです。

五月好きとしては、プールのシーンで五月が4人と風太郎を引き合わせないように必死に駆け回って、何度もあたふたしながら、最終的にはめっちゃヒロインしてて好きでした。一番ラブコメから遠い子だとは思っていましたが、こういうところ見るとやっぱ良い子だな〜と再確認することができました。
二乃と三玖の必死さがこれまた可愛かったです。こんなん五つ子の中から誰か選んでおくれって無理な話です。

四葉が風太郎への気持ちを閉じ込めようとしつつも、やはり諦めきれずに一歩一歩踏み出す瞬間、ブランコのシーンはやはり良いなと思いました。何でアニメでやらないんだろうと疑問に思っていましたが、ここでやってくれて報われたなと思いました。

アフタートークでは松岡さん、花澤さん、竹達さん、伊藤さん、佐倉さん、水瀬さんの6人での撮り下ろし映像が放映されます。
全員新作がヌルッと始まったんだなと言ってたのが面白かったですし、レコーディング始まりというのもキャストからしたら不思議でしかないだろうなと思いました。水瀬さんがワルツとはなんたらという話題を、松岡さんにキラーパスしていて超笑えました。

まだアニメ化してない場面もありますし、オリジナル展開も作ろうと思えば作れると思うので、まだまだ五等分の花嫁旋風は続いていくんだろうなと思いました。凄いコンテンツだなぁ。

鑑賞日 7/16
鑑賞時間 16:30〜17:40
座席 C-26

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5.0映像化してくれた事に感謝します

とおりすがりのものさん

2023年7月14日

PCから投稿

鑑賞方法：映画館

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この映画はこれまでアニメ2期＋映画で映像化されていなかった残りのエピソードをつなぎ合わせ、本編を補完するような作品になっています。

アニメ1期は作画崩壊をしてしまった手塚プロ、2期＋映画はバイブリースタジオが作画をつとめましたが、本作∽は満を持して映像の雄シャフトが制作をしている事もあり、特に五つ子がアップになった時の作画は秀逸です。

上映時間は短いですがそれぞれの五つ子に見せ場があり、特に本編でヒロイン的な活躍があまり描かれなかった五月のプールエピソードと、四葉の”あのブランコのシーン”が映像化されていて、この2キャラが大きくクローズアップされています。

五月ファンにとってはやっとこのシーンが映像化されたかとワクワクすると思いますし、四葉のブランコシーンは涙が溢れると思います。

次にキャラデザですが、良い意味で原作を無視しています。

その理由ですが、アニメ1期の手塚プロの時代は原作によせて書いていましたが、結局作画が難しく崩壊してしまった反省から、2期＋映画のバイブリースタジオは原作をデフォルメしたキャラで描かれていた事もあって、シャフト作画の本作はキャラデザが崩壊しないちょうど良い塩梅と、シャフトの技術で、1期と2期の中間位のキャラデザになっています。

ですので、原作の絵が好きな人にとっては違和感があるかもしれませんが、それでもシャフトですので、作画は間違いなく素晴らしいものでした。

またシナリオも言ってしまえば無理やり繋げていますので、原作と並びは違うという違和感はあります。

ですが、それを感じさせないほどキレイにエピソードが繋げてあり当方はとても楽しめました。

1つ心残りがあるとすれば、四葉が鐘キスに駆け寄った事を後押ししたのは五月なのですが、そのシーンが映像化されなかった事でしょうか。

ですが、もしこれをいれてしまったらまた四葉のアニメになってしまいますし、今回は四葉だけではなく、夏休みのヒロインたちを楽しむ作品ですのでこれで良かったと思っています。

肝心な事をかきわすれました。

この映画は完全にファン向けのお礼映像ですので、原作をしっかり読み込んで見ることをおすすめします。