劇場版　仮面ライダーリバイス　バトルファミリアのレビュー・感想・評価

リバイスは割と本編に絡んだ内容に少し驚きました。狩崎の体内にいた悪魔が映画で出るとは（けっこう重要だったのでは）。ケイン・コスギのアクションは流石！と言いたくなるほどキレキレ。生身のアクションが楽しめるのはいいですね。デットマンズの無理やりな復活や大ニがホーリーライブに変身しなかったり、ママさんの謎の力に、ラストが初期フォームなど、ツッコミ所は満載で、まぁ映画だからいいかなって感じでした。昨年の映画でリバイス初出で、本編と絡むわけではなく、リバイスとして独立していたのですが、本編放映前だったので、ポカーンとしていた記憶があります。やはり夏の仮面ライダー映画に新かめがシレッと出て、ちょっと戦って去っていくのがいいでしね！今回もギーツがさらっと出てきてくれて、子ども一緒に興奮していました。リバイスももうクライマックス。寂しいですが、冬に映画やるので、それを楽しみにしています。

ドンブラザーズは本編観ていないので何とも言いようがないですが、学園物は良かったと思います。

正直、令和に入ってからのライダーシリーズには全然ハマってなくて、最初のエンジンのかかり具合は良いんですが、ライダーがどんどん増えてしまうがために複雑化しているのを繰り返しているように思えます。そのため、リバイスも最初は良かったんですが中盤から、特に最近はちんぷんかんぷんな状態です。

ストーリーはだいぶおざなりでした。中途半端に家族愛を見せたり、敵の陰謀も交えたり、母の突然の覚醒だったり、ツキハギだらけのストーリーにはどうも口が合わず…。ライダーも多すぎるので画面が常にグワングワンしていました。あと妊婦は物語上必要だったのかな…と。謎に家族愛を強調させる要素はまぁ不必要です。あと仮面ライダーギーツを登場させるのは良いんですが、中盤に登場させなくても…。エンドロール後にちょろっとくらいのバランスでいいです。カッコよかったし、面白かったんですけどね。

今作の突き抜けて良いところはケイン・コスギです。彼いなくしてこの映画は成り立たないなと思いました。いつものカタコト日本語に安心感すら覚えて、それでいてアクションのキレの良さ。製作陣もそれを分かっているのか、魅せるアクションはとにかくド派手に魅せる演出に震えました。終盤の一輝との生身でのガチファイトは最高でした。ケインのキレッキレなパンチも良くて、前田くんもそれに追随する素晴らしいアクションを魅せてくれました。此処だけでも満足度は高いです。

アクション満点、ストーリー残念、冬映画に期待を寄せて。

鑑賞日 8/6
鑑賞時間 12:55〜14:40(2本立て)
座席 H-8

ストーリー的には分かりやすく良かったんですけど、途中のお母さんのペルソナ(にしか見えなかった)⁉️が出て来て、いきなりアレは無いなぁ…って感じでした。しかもバス運転させてるのも何だか無理があったし…お父ちゃんもバスの中で暫く生身で闘っていて「あぁー！！妊婦さんいるんだから緊急事態じゃん！！何で変身しないんだ⁉️」って思っていたら、今度はママさんバスに行かせたまま、子ども等と変身して戦ってるし…あのくだりはよく分からない流れだと思った。

それと、折角トリッキーな役の上手い八嶋智人を敵役に起用しているのに、何故悪魔に変わった途端に藤森の声になるんだよ…あのまま八嶋智人で声を当てて欲しかった。いきなりキャラクターイメージが変わり違和感が拭えませんでした。

おまけ：次期仮面ライダー登場シーンを見た相方が「あそこまで敵を倒しておいてケインヤらずに引くとかww」って失笑していた。まぁ確かに次期ライダーがラスボス倒しちゃアレだけど、あれだったら雑魚的倒して去っていく位で良かったように思う。

サブタイ通りバトルシーンには力入ってるなあと思った｡
公開前のPR動画で三兄弟が生身アクション頑張ったと言ってたのも納得(大二とさくらは主にボッコボコにされてるだけだった気はするが)
なんならパパさんもめちゃくちゃ頑張ってた
だがやっぱりケイン・コスギは凄かった｡俳優としての彼を久しぶりに観たがまだあんなにキレッキレで動けるのかと､流石モンスターボックスを跳べる男は伊達じゃない
ラストの一輝とアヅマの格闘シーンは見応えしかなかった前田くんもキレッキレ素晴らしかった
あそこだけもう一回観たいくらい

そしてストーリー
ストーリーは確かに粗い､すっごく粗いのにテーマの｢家族愛｣をものすごくゴリ押しで出すからちょっとムムっと感じてしまったが直前に観たドンブラが｢あれ？ストーリーってなんだっけ…？｣とストーリーの概念について考えさせられるくらいのカオスだったので逆に必要以上に気にならなかった

ママさんのアレと一瞬すぎた劇場版フォーム仮面ライダー五十(ryと人間兵器と化したオルテカとかその他諸々はあまり触れずに置いておこう

後､終始バイスがアヅマをずっとﾊﾟｰﾌｪｸﾄﾎﾞﾃﾞｨと呼んでたのがツボだった

なんか、アクションの演出がテンコ盛りやな…。

画面を明るくして離れて見てね、では、軽減できんくらいの派手さやわ。

色々と進化してんやなぁ。
進化？
……まぁ、してんねんやろな。

TVシリーズ後の物語。

坂口浩一監督なので、アクションシーンが凄すぎる。仮面ライダーリバイス…ジャンヌ…ライブ…デストリーム…オーバーデモンズ…アギレラらが、立ち回る…シーンは感動もの。そして…仮面ライダー五十嵐！！もっと活動が、観たかった！！

仮面ライダーリバイスのスピンオフはあるのかなぁ！？

コイツらが出てこない映画は面白いしかない。

以下、つらつらと
良かったね玉置、マジ興奮したよ。
ヒロミさん、ホークアイっぽい格好してるなぁ、と思ったらホークアイだった。
perfect bodyさん日本語以外は本当にパーフェクト。超格好良い。
ラブコフ(悪)が超可愛い。負けてばっかりのジャンヌよりもこっちを推したい。
カゲロウと和解してる大二。だけどノーマルライブ。ホーリーライブ嫌いだから良いけど。
以上。

総括:｢グラシアス！デッドマンズ！｣