羊と蜜柑と日曜日のレビュー・感想・評価
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死ぬ事なんて怖くない
この映画を観て、「死ぬ事なんて怖くないんだ」と思えた。
それは、藤田弓子さんから醸し出される雰囲気や達観した性格からなのかもしれないが、死への恐怖を和らげられる気持ちになった。
最後の湖のシーンはとても綺麗で、まるで彼女の人生が無駄ではなかった事を象徴するかのように、美しい音楽と共に彩られていた。
何度も見返したい作品。
もし生まれ変わるなら、私は猫になりたい。
fusitiveは言い過ぎですかね
40年前に亡くなった夫の記憶を持つ少女と老女が、かつて約束していた逆さ富士をみるために旅をする3日間のロードムービー。
28歳の夫に先立たれ、近所との付き合いも殆どない老齢未亡人のもとに、夫の記憶を持ち自分を清志郎だと宣う小学生の女の子が現れ始まっていくストーリー。
子供が婆ちゃんに偉そうに喋ったり、婆ちゃんが当たり前の様に打ち解けたりと、ちょっとズレた空気感が可愛らしかったりホッコリしたり。
ストレートな話で大きな盛り上がりはないながら、賑やかし設定や、やり過ぎ感が否めない人物?等、二山三山用意されていて、最後まで飽きずに楽しめた。
やっぱり子供と老人の交流ものは反則だね。
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