劇場公開日 2020年7月10日

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バルーン 奇蹟の脱出飛行のレビュー・感想・評価

全39件中、21~39件目を表示

4.0自由を求める家族と追いつめる秘密警察

2020年7月28日
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鑑賞方法:映画館

冷戦真っ只中の東ドイツで、気球を使って西ドイツに逃げようとした家族の物語。
当時の東ドイツがどんな社会だったのかが結構ポイントになる気がする。そういう意味では自由がない中での生きづらさ、窮屈さみたいなものがもう少し描かれてもよかったかも。秘密警察への恐怖や周りの人間に対する不安や不信は結構怖かったけど。
多少強引でも推し進めないといけない計画、じわじわと追い詰めてくる秘密警察の恐怖、予期していないトラブルの発生…。この手の逃走劇には必須の要素がきちんと盛り込まれていて安心できる内容。正直西ドイツについたー!って感動はそこまで味わえなかったが、ラストの雰囲気も含めてじわじわと感動を味わった。いいラストだ。昔観た「遠い夜明け」っぽいシーンだったな。

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kenshuchu

4.5愛の不時着ならぬ、魂の不時着!

2020年7月25日
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ベルリンの壁の崩壊をニュースで見ていた世代には、
特に観て欲しい秀作!!

西への憧れ、命がけの飛行、家族愛、
全てが絶妙なテンポで疾走します。

ヨーロッパ映画はなんか退屈で不条理で苦手、、
な人にも、おすすめな社会派エンタメ!

家族を追い込む秘密警察のリーダーを
演じた俳優、トーマスクレッチマンが、
旧東ドイツ出身でハンガリーなどを経由して
西ドイツへ脱出していたことが感慨深い。。

@東宝日比谷シャンテ

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ZUNKO

4.5平和であることの幸せをあらためて実感。

2020年7月22日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

幸せ

現代日本に生きる私たちには、命を掛けてまで行う「亡命」に走る彼等の想いは、到底想像すら出来ない。

作品は、バルーンで飛ぶ当日から始まる。
なぜこの家族は2年も掛けて危険を犯しながら準備を始めたのか、それは語られていないが、幼い息子に「真実すら自由に言うことが出来ない。それがこの国なのよ。」と語る言葉に生活の不自由さが伝わってくる。

ただ、一度目の失敗の際、白い布で作られた気球の明るいこと!夜空に明るく浮かび上がる姿に絶対見つかるだろう^_^;と思ったら、別の理由で失敗に終わった。

捜査の手が忍び寄るなか、二度目(最後)のフライト。

所々に、えっ、それはまずいでしょ!と突っ込みたくなることも多く、、実話ならではの素人感が出てて、それがまたハラハラさせてくれる。

・・・物語の10年後に東西統一、ベルリンの壁が崩壊。それがどれだけ多くの方達に待ち望まれていたことか、あらためて理解できた気がする。

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TOMO

4.0先々週の土曜日に鑑賞 この日は、 新宿シネマート→恵比寿ガ...

2020年7月22日
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鑑賞方法:映画館

先々週の土曜日に鑑賞
この日は、
新宿シネマート→恵比寿ガーデンシネマ→WHITE CINE QUINTO→渋谷HUMAXシネマと4つの映画館をはしごしたせいか、ラストの本作品を観る前に疲労感が、、、
だったんですが、本作品が予想以上に面白く(時代背景や実話ベースということを考えると面白いという表現は語弊があるんでしょうけど)125分間全く飽きず、観終えたときには疲労感が爽快感に!

1989年にドイツ分断の象徴とも言えるベルリンの壁が崩壊し、翌年1990年に東西ドイツ再統一を果たすわけですが、
本作品はドイツがまだ分断していた1979年の東ドイツのお話し。
国境を越えようとして失敗すれば国境警備隊に射殺され、生活も一見自由さもありそうに見えてもシュタージと呼ばれる秘密警察や密告の目が光る時代。
同じ日に観た「マルモイ」もそうでしたけど、監視体制の下で生きてゆくことの不自由さは今では計り知れないものがあったんでしょうね。
と、少し重苦しく書きましたが、本作の主軸は別のところにあって、主軸となる部分の描き方がなかなかしびれる展開なので気負わず観られました。
決して派手さは無いんですけど、堅実な作りの中にドキドキするようなシーンが盛り込まれていて緊迫感があるんですよね。
幼稚園の先生とかホテルの部屋とか、、
後半はある意味競争でハラハラです。競い合う相手が相手だけに緊張感もあるんですよね。この相手となる方、どこかで見覚えがあると思ったら「タクシー運転手 約束は海を越えて」のドイツ人記者役を演じたトーマス・クレッチマンさんでした。
邦題イマイチ感ありますが、もう少し上映館を増やしてもいいのにと思える良作でした。

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とみまる

3.5手堅い

2020年7月20日
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鑑賞方法:映画館

ドイツ制作らしい真面目な映画です。笑いの要素は全くありません。気球ものの映画は偶然なのか、去年から今年にかけて数作、上映されてますが、この映画は東ドイツの国境越えと言う、当時では見つかったら最後、殺されるという事実を元に作られてるので、なかなかの緊迫感が有ります。それぞれのキャラもいかされており、なかなかよくできた映画でした。

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オクやん

3.5ハラハラものだが、もう一歩。

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

追われつつ、脱出をはかる…という映画。
ハラハラや、秘密警察の恐ろしさなどを感じながら飽きない作品になっていた。
ただ、物足りない点もいくつか。
・追う側が悪者ではない面を描こうと感じられたが、中途半端だったかな、、、と。問題として深めて、何かしら展開に入れて欲しかった。
・逃亡に至るまでの経緯や、モチベーションを細かく描いて欲しかった。(私の勉強が足りないだけ?)

総じて、東西ドイツの分断の無情さを感じられるハラハラもの、というところ。、

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ひでぼー

4.5めでたしめでたし

2020年7月18日
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94本目。
実話ベースとは言え、脚色し過ぎじゃないかと思いはするが、まあ面白かったから良しと。
ドイツ映画だけど、アメリカよりな演出。

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ひで

4.0こんなにイラッとするほどハラハラドキドキする映画は久しぶり。 さあ...

2020年7月16日
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こんなにイラッとするほどハラハラドキドキする映画は久しぶり。
さあ!という所でことごとくトラブルが起きるんですから。

最後はお向かいさん家族の平和を祈るばかり。娘さんまで西への脱出に心動かされるなんて皮肉なもんですね。

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きょん

4.0一般人の行うミッション

2020年7月16日
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鑑賞方法:映画館

やはり当事者のドイツ制作だけに意味のあるテーマ
若い方はドイツが分裂してたことなど知らないだろうが失敗したらどうなるのでしょうかね今の北朝鮮の様な社会 実話ならその後彼等が西側でどの様な人生をおくって来たのか少し紹介してほしかったが‼️

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ゆたぼー

3.5ハラハラの連続

2020年7月16日
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東西ドイツがまだ分かれていた頃、西へ気球で逃走しようとした2つの家族の実話ベース。
メインは、気球の性能や製造ではなく、シュタージ(秘密警察)の捜査の手が伸びる中で、捕まらずに逃走が成功するかどうかという点。
バレそうになるのをすんでのところでかわせるのかどうか、という展開は意外とハラハラし、どことなく『アルゴ』を思い出したりして。
それにしても、監視社会、密告社会は怖い。

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コージィ日本犬

3.5ストーリー的には最高に面白い。

2020年7月15日
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東ドイツから西ドイツに亡命する為、気球で脱出飛行を試みる2つの家族の物語のドイツ映画。
一回目の脱出飛行は国境数百メートル手前で墜落し失敗に終わる。その時残した痕跡やら風向きやらを分析し逃亡を企てた家族を探し次第に追い詰めていく秘密警察。
果たして2回目の脱出劇は成功するのか!
という感じでハラハラ感を感じるストーリー。
いいんだよ、いいんだけどハリウッド的な作りになってないんだよな。照明のあたり方やら役者さん達の演技やらが…。
そんな感じでなんか古臭さを感じてしまうんだよなー。
ハリウッドでリメイクして欲しいわ。ま、題材的にちょっとムリか。
★は、3.5と4の間の3.8ぐらいやな。

★★★☆

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ケビタン

4.0たかが処方箋されど処方箋

2020年7月14日
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ほんの小さなミスが破滅フラグを招く。ひやひやしました。地味にこそこそ脱出を図るつもりが、スパイ映画みたいな展開になるとは。しかし東側って相当辛い世界だったようですね。で、アメリカ大使館員に渡したタバコの箱はどうなった?

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あらじん

4.5超絶オモシロかった!

2020年7月14日
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怖い

興奮

ハラハラドキドキ

当時の「ベルリンの壁崩壊」のニュースを思い出します

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H1DE!

4.0ストレートに脱出劇。

2020年7月12日
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ドイツの分断、つい最近の事すぎてリアル。ベルリンの壁の岩破片を名古屋駅で配ってたこと思いだしたり…。
バルーンの逃避行からスタートするから回想録が始まるのかと思ったらそれからいろいろあっての再トライ。取り締まる側もあんな感情だったのか…と。
アナログな脱出劇がハラハラドキドキにみれました。

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peanuts

4.0ハラハラドキドキ感が満載で大満足!

2020年7月12日
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東ドイツから熱気球で西側に逃亡する実話ベースのストーリー。

終始ハラハラする展開で自分好み。
一回目の逃亡が西側数百メートルで墜落して失敗。
その気球の残骸から逃亡者を秘密警察が探し出す展開。
再度気球を作って逃亡を計画するんだけど、秘密警察が逃亡者を見つけ出すか、再度気球で逃げられるのか。
どちらが早いのか。時間の勝負。

北風にならないと西側に気球が飛ばないジレンマ。
真夜中に気球を膨らます時のバーナーの光が今にも見つかりそうな緊張感が凄かった。

とにかく気球がデカイ。
自宅で良くあんなに大きい気球を作れたのか?感心するばかり。

エンドロールは実際に使った気球等が映されるんだけど感動で涙か溢れてしまった位、満足度は高かった感じ。

西ドイツのテレビ番組は面白そう( ´∀`)

自分メモ
https://youtu.be/XWD7KQ2kdN4

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イゲ

4.0職人2人がタッグを組んでの奇跡‼️

2020年7月11日
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グレシャムの法則

3.5当たり牌は海底にありがち

2020年7月11日
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Bacchus

4.0粘り強い信念

2020年7月11日
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J24

3.5誰も信用できない東独からの脱出

2020年5月21日
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鑑賞方法:試写会

興奮

まるでゲシュタポのような秘密警察に、彼らとつながる一般の密告者たち。
疑心暗鬼に満ちた、国全体が監獄状態だった東独からの脱出を図る名もなき家族の姿は、戦時中の脱獄サスペンスを観てる感覚になる。
これがまだ40年ちょっと前の出来事というのが、さらに驚きを増す。

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regency