劇場版マクロスΔ　激情のワルキューレのレビュー・感想・評価

たまに観てみたくなるマクロスシリーズ。

なんたがよく分からないのだが、感動してる。歌の力って凄えなぁ…。
バルキリーも安定のかっこよさだし、空中戦のスピード感も、全弾発射の爽快感も健在だ。
飛行機
変型
ロボット
アイドル
歌
キラーコンテンツの勢揃いなんだけど、もはや他の追随がない程、独創的である。

歌声も綺麗だし…凄えなぁ、歌えるって。

まずは経緯を知らないと、劇場版の素晴らしさが伝わらないと思う。
元々テレビ版は12話＋OVA＋劇場版予定だったものを、スポンサー都合で26話に引き伸ばしたものだった。
テレビ版も最初の数話をみて、最後を観たが、テレビ版もそこそこ楽しめた。

劇場版は、本来あるべき形に近づけたのかな、と思うほどに、再構築されなおした映画でした。

キャラのカットなどは流用しているが、あくまで流用しているだけで、大幅に話の流れは変わっている。
大体の話は同じ…というレビューや、時間軸を多少いじっただけ…というレビューは、かなり的外れというか、本当にテレビ版観たのかなと言いたい。

ラーゼフォンのテレビ版と劇場版のような関係が近いかなと思う。

パラレルなストーリーなので、初見の人も、テレビ版でついてけなかった人も、是非観て欲しい。

ただし、星0.5減らしたのは、新規ライブ映像の際にキャラを3DCGにしているのだが、そこだけ違和感が凄まじかったので、手書きにしてほしかった…

映画の公開と並行して、横浜アリーナでライブがあった。おそらくそのライブで盛り上がるために、テレビアニメのおさらいや、気持ちを盛り上げておくのが目的の映画。
　テレビアニメを一話５分ずつ抜粋した作りと言っていたレビューがあったけれど、その通りと感じた。作品として、単体で見る用には作られていない。
ライブシーンの割合が全体の４分の１くらいを占めていた印象。延々歌って戦っていた。映像や歌の、生理としての気持ちよさはあるが、一本の映画としての起伏を感じず、クライマックスへの盛り上がりがなく、平坦だった。
テレビアニメ版を見ていない人、ライブに行く予定のない人には、オススメしない。

とても良かった！
けど、アニメの中の作品という設定なので仕方ないがアニメ版と順番が違うとこがいくつかあってびっくりした。
3DCGを使ったライブシーンはクオリティが高くとても良かった
メッサーは回避した時に生存ルートか！と思ったけど……
マクロスが沈むのは見たくなかった……(´；ω；｀)

テレビシリーズでは最後になるまで理解しにくかったウィンダミアの目的がはっきりしたのと、メッサーの散り方がこちらの方が感情移入できて良かったです。
バトロイドモードがしっかり見れたのも高ポイントです。
ただワルキューレの楽曲は意外に新曲少ない感じがしたので4ということで。

劇場版マクロスΔ鑑賞しました！
TV版の再編集ということで部分部分を省略していたことにより、ハヤテがフレイヤに出会う前から既に入隊したことになっていたのですが、成長描写がないため既に大人びており誰だお前！な状態でした 笑
感じた違和感はそれくらいで、あとは恋愛要素も抑えめでワルキューレのライブショーでした。新曲もよかったです。
横アリが楽しみー！

TV版をうまくまとめて、新作カットも前作フロンティアより結合していて、凄く面白かったです！
内容は、13話あたりのラグナ脱出・メッサーの死が、最後になり後半にかけて…！後は、劇場にて！
Blu-rayは、必ず買います。