ウルフ・オブ・ウォールストリートのレビュー・感想・評価
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『Wednesday Night Prayer Meeting』
スティ◯ブ・マデンの株価操作をヨットの上から指示している時にバックに流れていたのが『Wednesday Night Prayer Meeting』チャールズ・ミンガスだ♥
実在の人物で事実に基づいていると言うが、事実である訳ない。見ていて思った事は黒人の数が極端に少なかった事と、拳銃(武器)が出て来なかった事。従って、彼等はもっと危ない事をやっている。また、この映画を作るために、色々な所へ金が回っているだろうし、それを含めてやっている事は全て確信犯だと思う。
また、アイビ◯◯リーグ出て務める様な類の職種ではないが、多分、沢山この会社にはいたはずだ。ア◯ビー・リー◯出て、ブリシットジョブさ。
『株』なんて合法な『賭博』みたいな物。一般の『賭博』と違うのは胴元も損失を出す場合があると言う事。勿論、そうならない様な施しはしているけど。一方、『賭博』は公営であっても、胴元が必ず勝つ事になっている。つまり、賭けた金額が多い程、必ずや負けて、その損失も大きいと言う事。だ。そして、何も知らないでやり続けると、いつの間にか膨大な借金になり、にっちもさっちもいかなくなる。それがギャンブル依存症。つまり、『株』も買う側から見れば同じ結論。イヤイヤ、胴元がこの世から消えてなくなることもあるから、『株を買う側』考えると、株式の方が依存度は高く、リスクも高いと思う。
まぁ、僕は以下の依存程度。
◯山競馬の第4レースを1000円くらい買って為に中◯競馬場まで歩く運動としている♥その程度。しかも、ワイドで一点買い。数字まで決めてある。予想する時間が無駄。余談の余談だが、時間のかかる賭け事はタイム・イズ・マネーに反する。速攻で結果が出るべきだ。
母と競馬場まで歩いて第4レースを
1000円買った事がある。ハズレたけどね。片路40分歩いて帰りはオケラ街道を通って、電車で帰った。母は二度と行かないと言っていた。のを思い出した。親不孝だね。
損しても分からなくなるくらいお金が欲しいね。
ウルフ・オブ・ ウォールストリート
【ピロシの映画レビュー①①】
こんばんは、おすぎです。
邦題 ウルフ・オブ・ウォールストリート
原題 The Wolf of Wall Street
⚫︎監督
マーティン・スコセッシ
⚫︎脚本
テレンス・ウィンター
⚫︎出演者
レオナルド・ディカプリオ
ジョナ・ヒル
ジャン・デュジャルダン
ロブ・ライナー
ジョン・バーンサル
カイル・チャンドラー
マーゴット・ロビー
ジョン・ファヴロー
マシュー・マコノヒー
⚫︎公開
2013年
⚫︎上映時間
179分
⚫︎製作国
アメリカ合衆国
⚫︎ジャンル
コメディ
ある意味ホラー
一言、ヤバすぎる映画。
女人禁制な映画でございます笑
⚠️ネタバレ注意⚠️
『タクシードライバー』など数々の名作を産んだスコセッシ監督の本作でございます。
敏腕凄腕口八丁手八丁の株ブローカーが主人公。
本当にこんな輩がいたんかい?と思いますが、実在の人物がモデルとなっていまして、レオナルド様がブラピ様と制作権争奪合戦し勝ち取ったそうなんですね。
ブラピ様版も見てみたかったですが、それほど演りたかった役なんでしょう。
レビューなんかいらないぐらい、もうとにかくノッケから終始酷い映像の連続で笑。酒とド◯ッグと女の海を泳ぐ映画。。。
酒に溺れてイカれた映画と言えば『ハングオーバー』も傑作ですが、本作のキ◯ガイレベルは太陽系を超えてますね。
いやぁ
『ゴーンガール』
がパートナーと決して見てはいけない映画だとすれば、本作は男性限定映画と言えますでしょう。
ほぼ3時間の長尺なのにダレは全く感じないと言うのがオソロシイ!
手練手管、天才的な営業トークを駆使しつつ物凄いお金を手にするんですが、成金あるあるの天井お上りさんそのものもの行動しかしていないのに、もはや清々しささえ感じてしまうという笑 例えば奥さんの名前をクルーザーに名付けてしまうなんて、やってみたいよ‼️😆
コンプラとかガバナンスとかモラルとか企業や個人を支配する一切のものを排除した素晴らしい映画です笑笑笑
映画って、本当に面白いですね。
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既婚者にも友達はいる
当時、映画館で観ました🎬
ジョーダンを演じたディカプリオはもとより、妻のナオミを演じたマーゴット・ロビーも素晴らしかったですね。
マシュー・マコノヒーも存在感ありました。
ディカプリオのラリってる演技も迫真でしたが、1番記憶に残ったのはやはりマーゴット・ロビーでしたね🙂
この時は今ほど知名度もなかったと思いますが、堂々とジョーダンの妻ナオミを演じきったと思います。
これじゃ、人気も出ますよね😁
スコセッシ監督らしく、スケールのデカイ作品でした。
「人間」を真正面から描き切った銭ゲバコメディの金字塔!! ミスター・ファッキン・ベルフォートに神の御加護を✨
実在のブローカー、ジョーダン・ベルフォートの波乱に満ちた半生を描くブラック・コメディ。
監督/製作は『タクシードライバー』『シャッター アイランド』の、巨匠マーティン・スコセッシ。
主人公ジョーダン・ベルフォートを演じるのは『タイタニック』『インセプション』の、名優レオナルド・ディカプリオ。またディカプリオは本作の製作も担当している。
ジョーダンの親友でビジネスパートナー、ドニー・アゾフを演じるのは『ナイト ミュージアム2』『マネーボール』のジョナ・ヒル。
ジョーダンの妻、ナオミを演じるのは『アバウト・タイム 愛おしい時間について』のマーゴット・ロビー。
ジョーダンに影響を与えた投資銀行L.F.ロスチャイルドのブローカー、マーク・ハンナを演じるのは『10日間で男を上手にフル方法』『ダラス・バイヤーズクラブ』の、後のオスカー俳優マシュー・マコノヒー。
ジョーダンの父親、マックスを演じるのは『スタンド・バイ・ミー』(監督)、『最高の人生の見つけ方』(監督)のロブ・ライナー。
ジョーダンの協力者であるドラッグの売人、ブラッド・ボブニックを演じるのは『ナイト ミュージアム2』やテレビドラマ『ウォーキング・デッド』シリーズのジョン・バーンサル。
ジョーダンの弁護士、マニー・リスキンを演じるのは『ディープ・インパクト』『アイアンマン』シリーズ(監督/出演)のジョン・ファブロー。
第71回 ゴールデングローブ賞において、主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞!
〈そこにいるのは 人というより 物の怪だった ………
金がツモリすぎ 彼の脳は すでに常軌を 逸している……〉
これは漫画家・福本伸行の大傑作ギャンブル漫画「銀と金」に登場する大富豪、蔵前仁を表した言葉。
権力と財力がいかに人間を狂わせるのか、それを描いてきた作品は古今東西沢山ありますが、本作ほどカネに溺れた人間を滑稽に、サイテーに、そして何より面白く映し出した作品は無かったのではないでしょうか!?
ジョーダン・ベルフォート率いるストラットン・オークモント社の面々は、隅から隅まで、揃いも揃ってクズばかり!粗野で下品でアホでバカで自分勝手で差別主義者で…。身近にいたら死ぬほど嫌だけど、離れて観察する分にはサイコーに面白い😂
「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」というチャップリンの言葉を思い出さずにはいられない、抱腹絶倒の大傑作コメディ映画だと思います♪
スコセッシ監督の代表作の一つとして、チンピラマフィアの成り上がりと没落を描いた『グッド・フェローズ』がある。これはまぁ説明不要の名作な訳だけれど、本作はこれのセルフリメイクと言ってもよいような映画。
主人公の人物像からお話の全体の流れ、そしてその結末まで、『グッド・フェローズ』を想起せずにはいられない。クライマックスにパンクロック調の「ミセス・ロビンソン」が流れるというのも、やはり『グッド・フェローズ』のシド・ヴィシャス版「マイ・ウェイ」を意識してのことなのだろう。
ただこの2作、決定的に違うのは本作はもうバキバキにキマッちゃってるという点。
両者とも実在の人物を主人公に据えた映画なのだが、本作の方が明らかに戯画化されているというか悪意があるというか、実際は流石にここまで無茶苦茶ではなかっただろうということは誰の目から見ても明らか。リアリティよりもエンターテイメントを重視したということなんでしょう。
冒頭からとにかく嵐のようなFワード。なんでも本作は作中に登場したFワードの回数が世界一なんだとか。一体誰が数えたんだ💦
とにかくマシンガンのように汚い言葉が飛び交い、それと呼応するように作中の描写もどんどん下品に。チンポ、おっぱい、セックス、クスリ、なんでもありの危険な無法地帯へと突入していく。
正直、ここまで下品な映画は未だかつてまで観たことがない、というレベルのカオスっぷりなんですが、それが面白いんだ〜〜!✨😆
異常な程のハイテンションで映画は突き進み、180分という長尺が全く苦にならない。爽快なまでのドタバタ劇に、マジで最初から最後までずっと笑いっぱなしみたいな映画でした。
主人公ジョーダンは救いようのないクズ。障害者差別、女性差別、職業差別、なんでもござれの資本主義の権化。金を稼ぐことに中毒になってしまい、女とクスリ以外にはなんの興味も示さないというまさに物の怪。
そんなクソ野郎なんだけど、不思議と不快感は一切ない。むしろだんだんコイツのことを好きになってきちゃう。
「ベルちゃんは社長を辞めへんで〜〜!!」と演説をブチかますシーンなんて、なんか知らんが目頭が熱くなってしまった。
特に好きなのは超スーパーヤバいおクスリ「レモン」をキメてしまってからの一連のドタバタ劇っ!『Mr.ビーン』や『ドリフ大爆笑』を思い起こさせるベタベタのお笑い描写なんだけど、これがもうヒドすぎてヒドすぎて…🤣フェラーリのガルウィングの開け方とかもうね…。コイツほんとどうしようもねえな!
このシークエンスで感心したのは、ぶっ殺されても文句を言えないようなミスを犯したドニーを、サイテーすぎる『ポパイ』のパロディで救い出す場面。殺したいほどの怒りを抱えながらも、ここでドニーを見殺しに出来ないのがジョーダン・ベルフォートという男。文字通り地面を這って、マウス・トゥ・マウスでドニーを救助する。この描写のおかげで、あぁなんだかんだでジョーダンって根っからの悪人ではないんだなってことがわかるし、彼に対して親近感を覚えてしまう。「不良が良いことをすると好感度が上がる」理論なのは重々承知なのですが、やっぱりこういう描写があるのと無いのとでは、主人公に対する思い入れの深さがガラッと変わってきますよね。いやー、ここ本当良いシーンだったなー。
本作でベルフォートを演じたのはレオナルド・ディカプリオ。「レオ様」と呼ばれプリンスのように扱われていた彼が、まさかここまで身体を張った演技をする役者になるとは、誰が想像出来ただろうか?
軽薄で下衆な男を完璧に演じきっており、その演技力というか胆力には脱帽。
大嵐にあってしまい船が沈没するという『タイタニック』な展開をディカプリオ本人がやっちゃうという大胆なパロディ。そりゃこんなん笑うわっ😆
しかもロマンチックに命を散らした『タイタニック』に対して、こちらは「俺はシラフで死にはせんぞっ!」と言い放つ。…良いセリフだなぁ。自分も最期の時はこう叫ぼうっと。
とまぁ、ここまでやるのかと思わせるディカプリオの暴走演技が素晴らしく、彼がリミッターを解除してぶっ飛ばしてくれたからこそ、この映画はここまで面白くなったのだろう。やはりレオ様こそハリウッド最大のスターなのです✨
サイテーな人間ばかりが出てくる映画。でも「人間」ってこういうもんだよね。
有り余るほどの金と権力があれば、誰だってこんな感じに狂い出すだろうし、他人を見下すクソッタレになるだろう。
良い女がいればマスだって掻きたくなる。不倫だってしたくなる。お山と茂みを丸出しにしたマーゴット・ロビーにウッフ〜ン💕と迫られて、それを我慢出来る妻帯者がどれだけいることか。
この映画には悪意と狂気が満ちているが、一点の嘘もなく「人間」を描ききっている。この正直さこそが本作の最大の美点であり、全編に渡り漲っている爽快感の源なのだろう。
『グッド・フェローズ』では主人公が抜け殻のようになって終わるが、本作ではその「先」がさらに描かれる。
栄枯盛衰…からのさらに盛!
全く反省していないジョーダン・ベルフォートという男。だがそれが良い。それで良い。人間なんてそうそう反省しないんだから。
本作は、映画史にその名を刻む名作『グッド・フェローズ』を、全ての面においてバージョンアップさせた大名作っ👍
スコセッシ監督、当時70歳。古希でこれを作り上げたってマジかよっ!?💦
スコセッシはジョーダン・ベルフォートを遥かに凌ぐ化け物だった…ということですかね。
※デイミアン・チャゼル監督の問題作『バビロン』(2022)。
本作を観て「あぁ、チャゼルはこれをやりたかったんだなぁ…」と1人納得。だからマーゴット・ロビーを起用したんだね。
スコセッシに戦いを挑む、その心意気や良し!…だけど、酒池肉林のどんちゃん騒ぎ描写は完全にスコセッシが上。遥かに上。圧倒的に上。比べものにすらならない。
チャゼルに才能があることは認めるが、スコセッシの真似をするのは無謀。相手は本物の化け物なんだからさ。
元悪徳証券会社社長ジョーダンベルフォードの回顧録
最近株を初めたので興味があった一作をAmazon Primeで見てみた。自分と同様に株の初心者にとって、この作品をみれば証券会社が個人投資家に求めていることやIPOを立ち上げる時の違法な取引の方法の事例が分かるので、見ててちょっとした勉強になる作品だと思う。結論としては、今作は新しめのハリウッド映画群の中で表現される欲望丸出しのエネルギッシュな作品達(ビジネスやカルチャの面で)と同様に面白い作品だった。ジョーダン・ベルフォートは人を搾取するという意味で悪人ではあるがそれを追求してFBIという敵や家族仲のトラブルに対応して悪戦苦闘する姿は共感できる部分があるし、欲望を貫く姿勢は見てて小気味よい。
監督はマーティン・スコセッシで、彼の作品についてはタクシードライバー、グッドフェローズ、ディパーテッドを自分は見ている。本作はグッドフェローズと同じ組織を最終的に売る男の物語ではある。グッドフェローズがマフィア、こちらが証券会社の話であるという違いがあり、グッドフェローズの方が人死が多数出るという違いはあるが、違法な事をやっていることは同じでありウルフオブストリートの方が狂った感じは強い。
作品中で印象に残ったのはなんといっても冒頭で新入社員として投資銀行LFロスチャイルド社に入社したジョーダンベルフォードを歓迎する上司ハンナの描写。彼のセリフとその演技はとても魅了的で、聞いていて狂った内容ではあるがなるほどと思うし、彼の進める薬の話は法律的にできないにしても下の話については自分も考えてもいいかもしれないと思うほどだった。そんな風に自分に強く印象を与えたハンナは作中では主人公が銀行を去って以降は全く出てこないが、ハンナの教えがジョーダンベルフォードの生き方を作った事は、独立したベルフォードの生き様の描写を見る限り間違いないだろう。FBIに立ち向かって一致団結というシーンで彼がハンナの教えた胸を叩きながら社員たちと一緒になって自分達を鼓舞するシーンは胸が熱くなった(冗談。実際は微笑ましく思っただけ)。他に気になったキャラクタといえばドニーくらいか(そもそも本作はキャラクターを細かく描く事にフォーカスしてない)。彼に対しては強者にすり寄るコバンザメ的な人としてあんまり印象は良くなく、作中でも彼がやらかしているシーンは多いが
余談。wikipediaで本作の記事を読んで見ると、本作は最も多くFUCKという言葉が使われた映画らしい(569回)。
実話が元らしくクスリ乱用等興味深かったが、レオナルド・ディカプリオの演技に難を感じた
マーティン・スコセッシ 監督による2013年製作のアメリカ映画。原題:The Wolf of Wall Street、配給:パラマウント。
嘘の様な巨大な儲けに金遣いの荒さ、クスリ乱用や乱痴気騒ぎ等、にわかには信じられない狂乱的な内容だが、ウオール街で名を馳せたジョーダン・ベルフォート氏の実話が元になってるらしく、そういう点では興味深く見ることは出来た。
レオナルド・ディカプリオが一生懸命に、金とセックスとクスリに貪欲な型破りの人物像を演じていた。本来何処かユーモラスなはずだが、演技に一生懸命さが見えてしまうところが自分にはどうも苦手で、彼を今一つ好きになれないところである。
一方、ディカプリオの片腕となって働くジョナ・ヒルは一緒にクスリをやるとてもいい奴を怪演。マーゴット・ロビーも美しく魅力的で、FBIに捕まったディカプリオをあっさりと離婚する2番目の妻を好演。
ごった煮の様な音楽、特に米ロックバンドのザ・レモンヘッズによる「ミセス・ロビンソン」(サイモン&ガーファンクルのカヴァー)は印象に残った。
監督マーティン・スコセッシ、製作マーティン・スコセッシ 、レオナルド・ディカプリオ、リザ・アジズ、 ジョーイ・マクファーランド、 エマ・ティリンジャー・コスコフ、製作総指揮アレクサンドラ・ミルチャン、 リック・ヨーン 、アーウィン・ウィン、クラー ジョエル・ゴトラー、 ジョージア・カカンデス。
原作ジョーダン・ベルフォート「ウォール街狂乱日記 『狼』と呼ばれた私のヤバすぎる人生」、脚本テレンス・ウィンター、撮影ロドリゴ・プリエト、美術ボブ・ショウ、衣装サンディ・パウエル、編集セルマ・スクーンメイカー。
出演 レオナルド・ディカプリオ: ジョーダン・ベルフォート、ジョナ・ヒル:ドニー・エイゾフ、マーゴット・ロビー(「スキャンダル」等):ナオミ、マシュー・マコノヒー: マーク・ハンナ、ジョン・ファブロー: マニー・リスキン、カイル・チャンドラー: パトリック・デナム、ロブ・ライナー: マックス・ベルフォート、ジャン・デュジャルダン: ジャン=ジャック・ソーレル。
とくに男性経営者の方々におすすめの映画です。謙虚に生きていくことの大切さを実感します。
途中、かなり過激な場面や、いわゆる、ふりきってぶっ飛んだシーンが多数出てきます。
平家物語の冒頭に出てくる「盛者必衰の理をあらわす」とは、こういうことかな、と感じるくらいの落差を表現した実話の映画です。
夢と希望をもってニューヨークの証券取引所に飛び込んだジョーダン(レオナルドディカプリオ)が、いろいろな経験をする中で、人を欺き、欺かれ、そして、成り上がり、様々な経験をしながら、さらに裏切られ、裏切り、最後は1人になるというストーリーです。
どんな状況下でも、需要と供給の関係から、お金を生み出していく様は、学びがあります。
人間はお金を持たせたときに本性が現れるといいますが、こんなにも人は脆いのか、と思うくらい、人の欲望を描いています。
「謙虚にして驕らず」
「実れば実るほど頭を垂れる稲穂かな」
この名言が身に染みる学び多き映画です。
特に、男性経営者の方や、起業して豊かになった男性の方々は、一度は見ておくべき映画かもしれません。
どこまでも貪欲で下品。だからこそ共感できて、熱中できる作品。
○作品全体
映画作品に出てくる登場人物はラブロマンスだったり戦場を生き抜きたいという生の根源であったり、その人物だけのロマンを追い求めたり、主義主張を世へ広めたり…情熱を注ぐものが無限大にあるわけだが、その人物すべての価値観を共有できる作品に出会えるのは相当難しかったりする。「こうありたい」と思える価値観に出会うことは幾度もあるけど、それを自己に落とし込めるかというと正直重苦しかったりするのが本音なところだ。
ただ、この『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は違う。主人公・ベルフォートやベルフォートの経営するストラットン・オークモント社に勤める人々が抱く「金と快楽」への執着は、綺麗事抜きに書いてしまうと自分が一番共感できるポイントだった。そして3時間にも及ぶ本作においてどのシーンも最終的に行き着くところは「金と快楽」。シンプルだからこそ、登場人物を嘲笑しながらもその行動に羨望の眼差しを向けたくなってしまうし、まったく飽きが来ない。
実際にここまで突き抜けた欲望への執着を今の自分が持ってはいない…というか、妥協をして生きているけれど、序盤のダニーのようにキッカケさえもらってしまえば金とセックスと酒に溺れてしまうだろうなあと思うし、そうできるなら多分今すぐにでもそうする(機会を待ってるだけだから妥協してるわけだけど)。
「こうありたい」と思える映画作品を見続けるのも楽しいのだけれど、数十本に1回くらいの間隔で「こうだったら最高だな」と煩悩のまま思える本作品を見ると、正直脳が痺れる。悲しくも自分の快楽とかなりの割合で合致してしまうこの作品は、自分の中で大切にしたい作品の一つだ。あまり大きな声では言えないけれど。
○カメラワークとか
・1カットごとの時間が後半になるにつれ長くなる。特にベルフォートが逮捕されてからが顕著だ。楽しい時間はあっという間…という表現でもあるだろうし、逆に辛い時間の長さ、という表現でもある。特にナオミとの最後のセックスシーンは、長回しの痛々しさが印象深い。それまでの小気味良い、快活なハシャギっぷりとのギャップも相まって異様なセックスシーンだった。
・カメラアングルは基本なめ構図で、あとは人物のフォローカット。だからこそ横位置のカットや主観カットが輝く。横位置カットはジョーダンがベルフォートと会議室で話すカット。ベルフォートにそのうち報いが来るぞ、と言われるところを二人の横位置で撮るわけだが、その不穏さの表現が巧い。
・セミナーのCMを撮るジョーダン、FBIにカメラを倒されて傾いたカメラ。逮捕されたジョーダンが画面下方向へ向かって歩いていく…この演出が面白かった。
○その他
・ジョーダンが退任演説でキミーの話をするところ、めちゃくちゃ悔しいけど泣きそうになる。ジョーダンの「君を信じたからだ」っていうセリフと、キミーの声にならない「ありがとう」の芝居が上手い。
・下品と卑猥が細部にまであるのがこの作品の好きなところだ。ゴルフ場でキャビンの胸をさらっと揉んで歩いていくジョーダンとか。もちろん物語にまったく意味はないんだけど、欲望のままに闊歩してる感じが、セックス映してるときよりも如実に出てる気がするんだよなあ。
もっと観ていたい・・・(笑)
オープニングでマーゴット・ロビーのランジェリー姿や女性のお尻からドラッグを吸ってるシーンを観て「あ、この映画イケる、きっと好みだ!」と確信しました(笑) 女性にこの映画が好きだとは言いづらいですが、とてもお気に入りの1本です! 思う度合いは人それぞれですが、うらやましいと思わない男はいないと思います、いたら偽善者なんじゃ・・・ドラッグの描写ではなくお金の描写のことですよ(笑) 大人数のバカ騒ぎは興味ありませんが、有り余るほどの大金で好き放題してみたいです。 観賞後、冴えない現実に戻るのがため息ものでした。 最初は本編4時間くらいあったなんて噂も聞きましたが、それも観てみたかったです!
史実に基づいた作品で、なかなか面白かった。純粋に資本主義と欲に従い...
史実に基づいた作品で、なかなか面白かった。純粋に資本主義と欲に従い、勝ち続ける側の絵。駆け上がる際にはそのシーンを疑似体験することで、そこに憧れさえも描き、彼に共感さえも生み出す。
王道に駆け上がり、最後は人間として冷静に戻り、転がり人生を描く。盗聴のくだりと、最後の最後に友を守り、その友に裏切られるシーンは本当だったのか。
共感をした自分は、純粋に正義の立場でみることは出来ない作品だった。
FBIの人の裁判結果を見た上で電車の風景を眺めたシーンの意味はどう捉えたら良かったんだろうか。アジアの人間も映し出し、明らかにみすぼらしい風景。でも、これが現実の世界。
「狂え」。この言葉が最後に自分は思い浮かんだ。
恐ろしくなるほどの狂気。
ここまで不快感が詰まった作品は今までなかったですね。ドラッグ、裸の女、f☓☓kin'に満ち溢れた品位もクソもない作品でした。さすが、R−18。日本人の僕には、このf☓☓kin'という表現のもつニュアンスって完全には分からないけど、ネイティブの人からするとかなり汚い言葉の連発なんでしょうね・・。ただ、面白くないわけじゃない。むしろ、面白い。まあ、ジョーダンがどう破滅していくかを楽しみに見てましたけど(笑)
にしても、いろんな役をやってたディカプリオの中でも、トップクラスにはクズ野郎な役ですね。この人、実はこういう役の方が合ってるのかも(笑)カスのペニー株を売りつけるシーンの営業トークのいかにもの悪徳感、LEMONを飲んだ後のブッ飛んだ表情、演技。スゴいです。。タイタニックのジャックと真逆に役ですね(笑)
ストーリーは、個人的には「悪人必罰」を本筋に見てましたけど、そういうポイントで見るとちょっとパンチ力に欠けるかな。前半部分の素人を騙してジャンク株に投資させる展開、もちろん好き勝手やってるのはやってるけど、裏で不幸になっている人がほとんど出てこないので、内輪で騒いでいるだけで、極悪なことしてる感があんまりなかった。でも、悪どいことして金儲けしている人たちが、「もっとやるぞー!」と大騒ぎでボルテージが上がっている姿はまさに狂気で恐ろしさを感じました。後半のジョーダンの落ちてぶれていく展開も、破滅するわけでもなく、改心するわけでもなく、中途半端に終わってしまったかな。財前教授はもっとヒドイ目にあってますよ(笑)
非常に良かった
株系で稼いでいる人の闇の部分を見れた。
稼いでいる人の精神的不安を初めて知った。
「このペンを売ってみて」のシーンが忘れられない。
社長として、みんなの憧れであり続けないといけない。という言葉には深さを感じた。
僕も、現実世界で管理職になったら部下に苦しい顔は一つ見せずに良い憧れのままの存在でいたいと思った。
嘘みたいな実話
これが作り物じゃなく実話だと言うから
ぶっ飛びすぎてて面白い。
こんな話が本当にあるのかってくらいです。笑
金持ちになるにはやはり悪いことするのが手っ取り早いけど、やっぱりツケは回ってくるんですね。
レオナルドディカプリオがゲスい役をやってるのを初めて見たので、凄まじい衝撃でした。笑
コカイン、ドラック、薬全般、セックス依存症、浮気、その他もろもろ相当やばいやつの役でしたがすごく演技力があるなぁと思いました。
クソ野郎に見えました。
しまいには嫁のオバ様にキスをしてしまってびっくりでした。w
ゲスシーンが多すぎるのでお子様のいる方は遠慮したほうがいいと思います。
最後にはFBIのネズミになるっていう、やはり凄まじい人生だと思いました。
中流から上流になり裏のルートの仕事、すんごいです。
からのお嫁さんについに呆れられて離婚を申しだされて、捕まって出て来てから、ずっとやめていた薬にまた手を出してしまいます。
しかも奥様に暴力までふるってしまいます。
クズに舞い戻りました。
自分の罪を3年弱で終わらせるために、最後には会社も裏切り、政府に協力して、会社も地位もすべてパーー!!
刑務所から出てきて、講師のような感じになってましたね。
めちゃくちゃ長い嘘みたいでした。すんご!でした。
なんとなく観てしまった…
前の奥さんを捨てて美人と再婚
酒と薬とセックス、ウォール街って怖いところ。
この人は結局、物を売るセールスに長けている人だったはずなのだけど、もっと彼のビジネスに着目して作品を作って欲しかったと思いました。
スイスの銀行とのやり取りは楽しかったかも!
大人になると人と人とはギブアンドテイク。
結局きっかけは裏切られ裏切り裏切られる。
人生って辛いね。
出る杭は打たれるっていうのも今回の教訓。
働くことやビジネスって良い時は良いけれど
一度つまづくと段々と難しいくなる。
観ていて苦しくなりました。
個人的にはとても面白い
一人でじっくり見る分には非常に面白かった。
コネもキャリアもない人間が実力(反社会的な物も含む)で成り上がっていくストーリーは、一サラリーマンには夢溢れる内容だった。やってることは無茶苦茶でマネしたいとは欠片も思わないのに、一方で刺激的で面白そうと思わせる見せ方はすばらしい。もうイッちゃい過ぎてて清々しいのが最高。
また、主人公の破天荒ながらも仕事に対する筋の通ったスタンスも感情移入しやすいポイントに感じた。自堕落な遊びばかりの日々でも、主人公は一度も仕事を蔑ろにしたり、適当に流したりしない点に好感とリスペクトを感じたのかもしれない。
色々イッちゃい過ぎている内容だが、もしこれがもう少し現実的な話だったら仕事にプライベートに全力な、まさに私の理想な人生なので心惹かれたのかもしれない。勿論映画なのでこのぐらいエッジを効かせてぶっ飛んでるくらいがエンタメとしては良いと思う。
子供には決して観せてはいけない映画。
前に劇場で友人と観に行きました。
いや~長かったし株とかは一切ちんぷんかんぷんでしたが面白い!だが、強烈すぎる!!
まず、オープニングでディカプリオが女の尻でヤクを吸うシーンはやばかったですね~(^^;
さらにはディカプリオがフェラーリで運転していて、その隣では女性がなんとディカプリオに○○○してるというとんでもないシーンが(^^;
まぁ~とにかく強烈シーンの連続でディカプリオのセックスは数回!ヌードあり!ゲイありの盛り沢山でした。(笑) 思わず失笑w
物語としてはなかなか良かったです。やっぱり株って奥深いんだなぁ~って思いましたw
間違いなく子供には観せてはいけない映画ですねw
実在した株式ブローカーの半生を描いたストーリー。経験もコネもなかっ...
実在した株式ブローカーの半生を描いたストーリー。経験もコネもなかった男が悪知恵を使い、一時はすべてを手に入れ、ウォール街の狼と言われるが、徐々に破滅の道を辿る。
ホリエモンみたいな話
イヤー長かった。
20時20分開始ということで映画館に入って、出たのが23時半。
3時間の大作で、しかも大きな山があるわけじゃないという。
なんか途中から腰が痛くてつらかった。
でも不思議と眠くはならずに見られた。
株とか薬とかあんまり良くわからないけど、こういう世界なんだろうなーって思った。
世界にはこういう一般人とはかけ離れた発想をするすごい人が何人かいて、そういう人がセレブ生活を送ってるんだなぁ。
最後は、会社も家族も失ったみたいだけど、それでもキラキラ輝いたいい人生なんじゃないかなと思う。
ホリエモンみんな連想したね。
Money、drug、SEX etc。
久し振りに痛快な映画だった。
この内容では、不謹慎すぎてアカデミーは
どう考えても無理でしょう!
だけど、主人公は大変魅力的で、助演の俳優も良かった。
最後のシーンでFBIの捜査官の地下鉄での表情が、生き方の違いを対比させており、物語を引き締めた。
ディカプリオを、やり過ぎて女性ファンが減ったんじゃ無いかと心配になるくらい、ハチャメチャだった。
後、奥さん役が綺麗だったのと、エキストラ含め、女の子が揃いも揃ってスタイルがいいのはスコセッシの趣味かなぁ。
マフィア映画ではないので死人があまり、居ないのが、この映画の雰囲気を和らげていたのが、自分には好印象。
まぁ、そういう原作なんだろうけどね。
いい作品でした。
女の子は嫌いな映画かも知れない。
オトコ向けの映画ですね。
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