ザ・レイドのレビュー・感想・評価
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アクション映画の満漢全席
①前置きは殆ど無し。いきなり本題!
②ストーリーは単純に、しかし隠し味的要素は忘れずに。
③アクションはリアルに、且つカッコよく。
④アクション映画らしからぬ演出も入れて。
⑤ボス級の敵は、憎たらしくもリスペクト出来る部分あり。
⑥炸裂!世界最強の格闘術“シラット”
⑦ラストは静かに、余韻を持たせて。
これら、アクション映画最良のレシピ!と言えるぐらいの要素で纏められた作品が、面白くない訳がありません。
アクション映画好きを自負する人ならば絶対、見逃してはいけない作品かと。
おそるべし、インドネシア映画!
正直、言って、インドネシア映画ということで、あまり期待していませんでした。
確かに、シナリオに目新しいところはなく、良くある話でしたが、全力での銃撃戦、格闘戦には、一見の価値があります。
とにかく、何でもありで、手を抜いていない。出演者の数、銃弾の数、火薬の量、ここまでふんだんに使用していることに脱帽。
「映画」を作るエネルギーを感じました。
これから、インドネシア映画は、どんどん、伸びていくでしょう。
「スカっ」としました。
星5ヶ!!!でも足りませんヨ!
‘笑える’にチェックいれてるけどバカにしてんじゃありません!
と〜い昔、こんな風に笑ったのはピージャクの‘ブレインデッド’観て以来。
ブレインデッドはスプラッターやりすぎてホラー通り越して笑いに昇華しちゃったけど、こっちはバッコバコ、ボッコボコ、アクションブッコミ過ぎ!やりすぎ映画!
あんまりのアクション格闘技の凄さにドキドキハラハラ見ていたのが‘アハハハハハハ…’と笑けてきてしまうから。
ストーリーは単純そのもの。
極悪リーダーぶっ飛ばすために死亡遊戯みたいにビルフロアー上がりながらバッシバッシとやらかしていくだけ。それだけ!余計な序章もエンディングも一切なし!
けど、102分、あっという間に見終わります。
この全てにおいて潔良いつくりにアッパレ!
絶対必見!!
アクション映画の未来
この映画で描かれるシラットというインドネシアの格闘技が非常に斬新で抜け目なく、残酷で理に叶っている。漫画『あずみ』での剣法が、人と人との斬り合いでの超人的な動作とはこういうものだろうと納得させられるような感触が、この映画のシレットにもあった。
思えば、『燃えよドラゴン』『酔拳』『ランボー2』『マッドマックス』『マッドマックス2』などなど、最近では『マトリックス』でアクション映画や格闘アクションがガラッと変わった。後戻りできないくらいの圧倒的な存在感だった。ボーンシリーズではオレの嫌いなガチャガチャアクションの時代が訪れてしまった。その流れは早く終わって欲しい。この映画には今後10年のアクション映画を決定付けるような大変な勢いがある。
ぜひ皆さん映画館で目撃してください!
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