GONINのレビュー・感想・評価
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ありきたりな暴力映画
いつもは危険な匂いのする女に翻弄される男を劇画、映画を通して描いてきた石井隆監督の男臭い映画。しかも男臭くてホモセクシャルな部分まで描かれている。
もう21年前の作品である事を差し引いても目新しい部分が無く期待を少し裏切られた気がするが、この手の映画はパターンがあって逆にそれに逆らうとつまらなく感じる部分もあるので難しい。
佐藤浩市はこのような暴力映画に向かない印象を受け、永島敏行や鶴見辰吾は迫力のないヤクザ。微妙なのは椎名桔平のパンチドランカーなチンピラ。こういう特殊な役は観客の目を引く分、難しい役。
たけしの殺し屋も自分の演出作品でないから手を抜いてるきがしてならない。
いろんな部分で不満があるが、決してつまらない映画じゃない。
期待が高すぎたのでちょっと辛口な評価。
名シーンてんこ盛りの傑作
1995年公開当時、劇場で観たときは結構な衝撃だった。GONINサーガを観る前の復習にと、久々に軽い気持ちで観はじめたんだけど、ガッツリどハマりしちゃうほど、名シーンが盛りだくさん。たけし演じる殺し屋が、様子を見にきたパトカーに発砲しまくるシーンなんか超大好きだったんだけど、まさかあれを新作に絡めてくるとはね。シリーズ3作続けて観たんだけど、やっぱりこの1作目が最強かな。追う方も追われる方もBL設定だったり、ちょっと盛りすぎなとこもあるけど、そんなとこも含めて好きなんだからしょうがない。
「GONIN」ってそういうことすか...
バブル崩壊後、多額の借金を背負ったりリストラされたりと様々な問題を抱えてしまった5人の男たちが、暴力団の事務所を襲って金を盗み出し、新しい人生をスタートさせようと企てる。
しかし計画成功の後に彼らを待っていたのは、暴力団からの血で血を洗う復讐劇だった。
いま映画館でやってるGONINサーガが観たくて、まずこれを観てみた!
椎名桔平!佐藤浩市!たけし!もっくん!
みんな若い〜〜!!!
鶴見辰吾の役と顔が超ぴったりだった。
この映画を機にヤクザとかチンピラ役をやるようになったって聞いた
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