ソラリスのレビュー・感想・評価
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亡くした人との再会と関係の描き方はとてもユニークだけど、終わってみ...
亡くした人との再会と関係の描き方はとてもユニークだけど、終わってみるとよく分からなかった。
あまりにも抽象的で間接的
原作のソラリスは観たことが無く、製作がジェームズ・キャメロンということで鑑賞。
思ってた以上に難しかった。
世界観はSFだけど、中身はミステリー。
短めの本編の割には謎解きと伏線が物凄い勢いで進むから置いてかれそうになる。
謎解きに関しては『シックス・センス』並みの衝撃だけど、あまりにも間接的だから「ん?」ってなって観終わった後に納得し衝撃を受ける。
伏線は抽象的で分かりずらく、謎解きは間接的で、分かりずらい。もっと分かりやすくしてたら、どんでん返しが凄い映画として有名になりそう。
難解。
惑星ソラリスに駐在する宇宙ステーションで
死んだはずの妻と出くわした男の話。
SFは何でもありの世界。
この映画は特に何でもありだった。
2001年宇宙の旅を彷彿とさせるような
理解しがたい不思議な宇宙体験の話。
話の展開や結末の意味は理解できたけど、
この映画や原作が伝えようとする
メッセージを読み解くには想像力が足りなかった。
スピリチュアルな空想の映画
原作と以前の作品ともに知らないが、原案はおもしろい。ソラリスという惑星(生命体)の調査中に起こる不思議な現象。ソラリスは人の記憶から人格のコピーを出現させる。死に別れた人との再会、にクルー達の戸惑いと愛情が交錯する、という内容。
神秘的な仕上がりにしたかった、というのはよく分かります。視覚的なSF映画というよりスピリチュアルな空想の映画。
しかし、恋人が蘇るラブストーリー色が濃いため、ソラリスの神秘性はいまいち伝わってこない。もう少しプラス要素があるとよかったが。
これ、傑作!
リメイクということで、タルコフスキー版と比べるのはどうかと思いましたが、見てみるとこの映画結構面白い!!なかなかの傑作!!十分比べてもいいぐらいのクオリティ。
前回よりも恋愛要素を強くして、映像もより耽美で情緒的に。
先にこっちを見ておけば、前作、もっと分かりやすかったのかもなぁ〜っと思いました。
面白くない
妻役の人が可愛かったので2点。
作品は意味わかんないし眠くなるし全然面白くない。
さすがに売れないでしょこんなの
ニキータ以来の見苦しさだったわ
後半は「なんだこれつまんねーな」と連呼しながら見てました。
それくらい辛かったです
難しい。気楽に見る作品てはありません。
ジョージ・クルーニーインザスペースって言えばゼログラビティなんですけどこちらは複雑化しすぎてよくわかりませんでした。何かあれっ?ってエンディング。後2回ほど見直します。
分かり易い
タルコフスキー版を鑑賞した上で観ました。原作は読んでいません。
タルコフスキー版と比べて遥かに見易かったです。尺もタルコフスキー版の半分くらいですが、より単純に、ゾダーバーグらしく人間自体にスポットが当たっていると思います。
タルコフスキー版は「俺の映像を観ろ。そしてそこからお前が感じた事が全てだ」って感じでしたが、ゾダーバーグ版はちゃんとストーリーになってます。
タルコフスキー版と違いBGMがありますが効果的だと思います。タルコフスキー版はソラリスの存在はより謎のままでしたが、こっちはもう少し肯定的な何か提示していて、ポジティブで良かったです。
雨はタルコフスキー版へのオマージュですかね。
うーん…
原作の映画化であってリメイクではない
タルコフスキー版に比べると簡潔に作られている
SF作品要素が強くなっているという印象を覚える
静かな映画である。
雰囲気は悪くない、だが、何を伝えたいのかよくわからない
どうせならSFに特化した展開にすればよかった
出現した妻とクリスの心の動きは良いのだが
総合:70点
ストーリー: 65
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 65
「惑星ソラリス」というちょっとマニアックに人気のソビエトのSF映画があって、そのリメイクらしい。しかし前者は見ていませんし、それとはそれなりに違うより原作に近い映画ということらしい。
妻を悲劇的に亡くしたクリスと、クリスが見た夢から情報を得て突然出現した妻。その妻はソラリスの力と見られる要因によって合成されたものと考えられる。クリスはその合成の妻を通じて悲しみを埋めていく。このような現象が起き続けて人を惑わしていたわけだが、それが直接人を攻撃をしてきたり惑星や出現したものが統一した行動をとるわけではない。
出現したものは心の動きや悲しみや過去へのこだわりについての描写であり、宇宙がどうとかSFとかという話ではない。その心理描写が繊細で、ゆっくりと時間を取り戻していく。自責の念と哀しみに満ちた心が少しずつ現実と夢との間に溶け込み、最早地球での生活すらどうでもよくなるという気持ちと、現実に戻り乗員を救出し自らも帰還しなければという気持ちが葛藤するような部分はかなり面白い。
しかしどうも最後はどうなったのかよくわからない。主人公は帰還したのかソラリスに囚われたのか。ソラリスについてもよくわからない。あるいはそれがいったいなんの目的でそのようなことをしたのかもわからない。邪悪な意思があったのか、純粋に人の心に反応するだけのものなのか。いろいろなことが謎に包まれたまま映画は終わってしまう。
映画は謎を明らかにする必要はないが、わかりづらいものになっているのも確かである。そして当初のクリスと妻との心理の変化の場面に対して、この映画は何が主題だったのだろうかと思ってしまう。
うーん、不思議な映画。
見終わった後すぐに浮かんだ感想が、不思議!
芸術的な映像ということも感じたし、いったい見る側に何を伝えたいのだろう?
とも率直に思ってしまった。
一種の宗教観なるものを感じ、死という誰もわからない答えのないものを考えてしまう映画。
私の評価は低いが、見終わったあとに哲学的な回想を巡らせてくれる意味では良い映画なのであろう。
切ない映像・切ない映画
映像タッチが好きです。
過去にもソラリスって作品があったらしいですが、関係ないです。
とにかく切ない映画です。恋愛ものでもあります。
ゆっくり進んでいきますので、眠いときはダメです。
切ない気持ちになりたいときはオススメです。
部屋を暗くしてみてください。
「雨」がいい味出してます。
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