劇場公開日 2023年11月3日

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インファナル・アフェアII 無間序曲のレビュー・感想・評価

全33件中、21~33件目を表示

3.5傑作だった前作に更なる深みを加えた作品

2019年5月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

前作が良かっただけに、逆になかなか観る気にならなかったが観て良かった。
前作との無理の無い展開と先が読めても飽きさせない展開に感心するばかり。
前作同様ウォンやサム等の俳優陣もとても良かったが、中でもハウが個人的には良かった。
傑作の前作に更なる深みを加えた作品だと思う。

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トラ吉

4.0見所は、「バカのキョン」。自分で言うか・・・

2019年2月2日
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鑑賞方法:映画館

 前作から遡って、マフィアのラウが警察学校に送り込まれる過程と、警察学校の優等生ヤンが何故潜入捜査官に任命されたかを詳細に描く。

 前作で描かれなかった謎の部分やサムとウォン警部の関係、ヤンとマフィアとの結びつき、そしてサムと妻マリーの人間関係に驚かされた。全て納得がいき、1作目と緻密なまでにプロットが絡んでゆくのだ。

 このストーリーは、第1章の撮影途中で考えられたもので、紆余曲折の末あたかも無間道の意味を踏まえて一つの結末の振り出しに戻るような作り方になったらしい。結末を知っている観客にしてみれば、「この人は死なない、この人は第1章に出てこないから死ぬ」と想像できるため興味が半減しがちだが、見事に観客を惹き付ける独立したストーリーに仕上げているのだ。しかも、香港が返還された現代において、時間を遡るための時代考証(ケータイに凝っていた)も苦労したことを想像させる。そして、警察学校時代の若きラウとヤンの映像も上手く取り入れていた。

 公式ページの人物相関図を見てもわかるように、マリー(カリーナ・ラウ)がかなりのウェイトを占め、各登場人物に絡んでいる。複雑すぎて頭が痛くなりそうだが、前作よりもアクションは控えめにして、人物ドラマに焦点を置いているのですんなりと受け入れられた。

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kossy

5.0香港ノワール最高傑作 第2弾

2018年11月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

再鑑賞。

インファナル~3部作の過去編。
3作とも好きだけど順位を付けるならこれが1番好き。とても切なくなる

1ではサムはヤンのことハウの弟だってことを知らないような設定だったけど、これでは知ってる設定になってて、ほんの少し矛盾はあったりするけど、そんな事は些細なことと思えるくらい秀逸。
無限に続く無間のループ地獄のはじまり。

マフィアに潜入しても警官であること、善であること、苦しみながら貫くヤン。
一方で警察組織に潜入しながらも本当は善人でいたかった苦しみを持つラウ。ボスの奥様を好きになってしまった苦しみもあるし…
決して交わることのない2人の関係。
この作品観るかぎり悪い奴なんて1人もいないじゃないか(涙)

香港返還のこの時代設定だったからこそ似合う映画。

香港ノワール最高傑作!

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豆

4.0三本中、1番好き

2018年9月24日
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鑑賞方法:映画館

初めてちゃんと鑑賞しました。
余天楽と陳冠希が若い!
陳冠希はこの頃輝いてましたね、あの事件が衝撃過ぎて、見てても事件写真ばっかり思い浮かんでしまいました。

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きょん

3.5複雑な人間模様

2017年4月27日
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充分見ごたえがあって面白いんだけど、どうしてもゴッドファーザー2のイメージがチラついて、葉巻を加えてる姿なんかが様になってないように思ってしまった。
それでも名作であることは確かだと思う。
ただ、歳のせいか、若き日のふたりの見分けが付けづらくて混乱してしまった^^;

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骨

4.0サムがボスになるまでの前日譚。香港返還の日に成就

2016年12月24日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

興奮

潜入ネタは前作と一緒。家族がキー

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消されるので公開しない

3.0まあまあ

2016年12月24日
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組織の内部抗争をテーマにしている今作。いいストーリーだわ。

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素子

2.5三部作の中では普通

2016年7月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

充分重厚なんだけど、やはり過去は結末が分かってるから、せっかくの手に汗握るシーンも迫力が半減してる残念さはある。

サムがのし上がるのが主軸なんだけど、そこは別に興味はないんだけどなぁ…というのが感想。
メインの四人の関係が結構深く結びついてて、こんな身近な奴を潜入にして良いのか?と疑問が湧いた。
特にサムの潜入をヤンがやるわけだけど、元ボスの弟で家族全員を殺したのに残った弟を信頼するかな?と
エディソンチャンは、若い時から自分の好きな物を守り、手に入らないと思ったら直情的に敵に売り、俺の事が好きなら許してやらなくもないと言った自己中で冷酷なキャラはインファナルアフェアに直結してて良かった。

ヤンのボスとサムの関係やヤンの家系は、話を面白くしようと結びつきを深くした結果、なんかおかしくないか?やり過ぎじゃないか?とかえってリアリティがなくなった気もしなくもない。

まだインファナルアフェアを観てない方は、2→1→3で観てみたら良いのではないでしょうか。

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奥嶋ひろまさ

3.0疑心暗鬼。

2014年12月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

前作を遡り、サムが上に昇るまで('91〜'97)を描く。
正直少し寝てしまったのですが、人を動かすために彼らが行なっていること、または、彼らを突き動かしているもの。
隙を見せつつ、相手を誘い込み絡め取る手法。
同じ組織に属する人間でありながら、違う明日を見ている、その本音と建前の狭間で胃が軋みそうです。

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Nori

4.0今度は暴力組織中心の話

2013年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

難しい

総合75点 ( ストーリー:75点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )

 前作「インファナル・アフェア」は潜入捜査が主軸の物語だったが、今回はそのことはおまけで、暴力組織の内部抗争を中心に描かれている。「ゴッド・ファーザー」の香港版のようで、前作の警察対暴力組織の潜入したものの生き様とは別の、暴力組織の首領や幹部の話が迫力ある演出で描かれて楽しめた。あまり前作の内容と予想したほどは密接に関連したものではないが、異なる話としてみれば十分に面白い。

 前作の続編ということだが、なかなか面白かった前作がどういう話だったかをあまり覚えていないままに観た。そのため最終的に成り上がったものや潜入捜査したのが誰だったかをうろ覚えのままで鑑賞し、結果が見えないぶん展開がどうなるのか予想がつかず得をした気分。ただもっと警察対暴力組織の戦いという話だと思っていたので、前作の内容を期待して観ていると暴力組織の話ばかりだという印象を覚える。副題をもっとそのことを予感させるようなものにして欲しい。

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Cape God

3.5ちっちゃなオジサンがマフィアのボスになるまで

2013年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

1から遡る事10年、香港の中国返還を背景に警察とマフィアの仁義なき抗争を描く第2弾。警察も決して正義ではなく、色々な思惑が交錯する。前作でマフィアのボスであったサム=エック・ツァンが如何にしてボスになったかに焦点があてられてます。
なので本来の潜入って観点は少し肩すかしです。表題にも書いたようにオジサンがどう成り上ったかが解る作品です。あまり前作を期待しない方がいい。

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としぱぱ

3.0因果律。

2008年8月4日

興奮

知的

前作をさかのぼり、主人公二人、及び周囲の人々の人物像を掘り下げる。
より、人物を深く描写できるという、このようなゴッドファーザー的手法は悪くは無い。
キーパーソン同士の関係が明らかになり、クライマックスに向かって一つに向かっていく。
こういう展開を見るとどうしても「因果律」という言葉が頭から離れない。
どうしても、群像劇というと「因果律」。
あ~、なるほどね、というところで落ち着いてしまう。
そこから、1歩や2歩踏み込むことによってその作品は名作となるのだが、残念ながら無限序曲には、そこまでの力は感じなかった。
「因果律」の説明だけで終わってしまった感がある。

相変わらず、サムの存在感には凄いものがあるし、若かりし頃の二人には若い血潮を感じ、流石!と思うシーンは多々あるのだが全体的には人物のトレース、因果律から逃れられていない。
惜しい。

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マロピ

4.0びっくりだ

2008年7月30日

泣ける

悲しい

知的

ヒットすると二作目をつくりたくなるもの。

一作目のエンディングで事件は解決してるものの、この続編はそれから過去に遡り、主人公二人の若かりしころからの因縁が描かれるわけです。印象としては、作品全体のグレードはかなり底上げされてます。特に、エンディングに導かれるまでの作品全体の空気圧が徐々に充満され、最後に「ボンっ」とはじけるあたりは、監督の体張った想像力の活動のあとがうかがえます。お見事。

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あんゆ~る