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吉高由里子、松坂桃李が明かした“純愛プロポーズ”を一蹴「狂気的」

 
吉高由里子と松坂桃李

[映画.com ニュース] 吉高由里子が5年ぶりに映画主演を務めた「ユリゴコロ」が9月23日、全国296館で公開された。吉高をはじめ、共演の松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、主題歌「ミチシルベ」を担当したRihwa、メガホンをとった熊澤尚人監督が東京・新宿バルト9での舞台挨拶に立った。

2012年に大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートを果たした沼田まほかる氏の同名ミステリー小説を実写化した本作は、「人間の死」を心の拠り所にして生きる悲しき殺人者の宿命と葛藤を、過去と現在を交錯させながら描く。熊澤監督は、「冗談抜きにして、吉高さんが血を流し、涙を流しながら熱演してくれたおかげでできました。吉高由里子の100年残る代表作だと思う」と胸を張った。

ストーリーにかけて「あなたが思う純愛」を問われた松坂は、「親父が言ったプロポーズの言葉で、お袋の前に立って、土下座するような感じで『僕は君と結婚できなきゃ死ぬ!』と。『うわうわ! ドラマでもそんなセリフ言ったことないわ』と思ったのですが、今思い返すと純愛なのかな」と明かし、「どう思います?」と女性陣の顔をチラリ。吉高が「狂気的なね。純愛のような脅迫のような。まあ、愛は凶暴なんだよ」と一蹴すると、笑いが沸き起こっていた。

共演陣が次々と“純愛エピソード”を披露するなか、最後に答えることになった吉高は「やばい! 愛の結晶の後に何も言えない」と頭を抱える。だが、「二十歳をすぎて、お酒のCMをいただいて、ハイボールのCMをやっているのですが。やっぱり日本でも海外でも、家でも、外食しても、ハイボールを飲むという純愛の形を貫いています。愛の結晶のシュワシュワ(笑)。今日は土曜日なので、皆さんお家でいかがでしょうか。お後がよろしいようで」とオチを付け、場内を盛り上げた。

この日は、物語のキーパーソンとなる男・洋介役の松山ケンイチ、現在パートに出演した木村多江によるビデオレターと手紙も公開された。ビデオレターでは、木村が吉高へ「本当に素晴らしい女優さん」と労いの言葉。松山による手紙では、「僕のユリゴコロは家族だったり、共演者だったり、周りのスタッフだったりしますが、僕自身も誰かのユリゴコロとして存在できたら幸せだなと感じる映画でした」と、松山の本作に対する思いが明かされたが、吉高は「手紙だときれいに収まる方だなと。私が言うのも何ですけど」と鋭いツッコミ。松坂も、「まあ、ユニークですよね。いつも面白いことをおっしゃってくださいますからね」と苦笑いで同調していた。