全米映画ランキング : 2023年2月17日~2023年2月19日

全米映画ランキング:2023年2月20日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2023年2月17日~2023年2月19日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 アントマン&ワスプ クアントマニア 1 104,000,000 104,000,000
2 2 アバター ウェイ・オブ・ウォーター 10 6,118,000 657,075,991
3 1 マジック・マイク ラストダンス

Magic Mike's Last Dance
「マジック・マイク ラストダンス」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 5,525,000 18,115,454
4 6 長ぐつをはいたネコと9つの命 9 5,260,000 166,076,100
5 5 ノック 終末の訪問者 3 3,900,000 30,372,270
6 4 80 for Brady

80 for Brady

Paramount

3 3,600,000 32,248,000
7 3 タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター 2 2,290,000 12,413,000
8 探偵マーロウ

Marlowe
「探偵マーロウ」

Open Road Films/Briarcliff Entertainment
(STAR CHANNEL MOVIES)

1 1,910,000 2,670,000
9 8 search #サーチ2

Missing
「search #サーチ2」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

5 1,725,000 29,667,645
10 7 オットーという男

A Man Called Otto
「オットーという男」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

8 1,600,000 60,622,204

「アントマン&ワスプ クアントマニア」大ヒットスタート!【全米映画ランキング】

プレジデントデー(2月20日)を迎えた2月3週目の週末、北米映画市場の興行収入は好調に推移し、2023年に入って最も良い数字を記録しました。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作で、「アントマン」シリーズの第3作「アントマン&ワスプ クアントマニア」は、興収ランキング首位に初登場。23年に公開された作品として初めて、オープニング興収1億ドルを突破しました。

「アントマン&ワスプ クアントマニア」では、量子世界を舞台に、アントマンと相棒ワスプが、時間を操る最凶の敵カーンと戦いを繰り広げます。アントマン役のポール・ラッド、ワスプ役のエバンジェリン・リリーに加え、ワスプの父で、天才科学者ハンク・ピム役のマイケル・ダグラス、母ジャネット役のミシェル・ファイファーらが続投。キャスリン・ニュートンが、アントマンの成長した娘キャシー役、ジョナサン・メジャースがカーン役で新たに参戦しています。シリーズ前2作を手がけたペイトン・リード監督が、再びメガホンをとりました。

20世紀スタジオの「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は、10週目に突入しても変わらぬ人気ぶりで、2位をキープ。週末3日間で、興収610万ドルを記録しました。「アントマン&ワスプ クアントマニア」「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」の2作品が、23年の北米市場をリードしており、ディズニーが市場のなかで強い存在感を示しています。

リーアム・ニーソン主演のクライムスリラー「Marlowe(原題)」は、8位に初登場。アイルランドの小説家ジョン・バンビルの著作を映画化し、ニーソン演じる刑事マーロウが、ハリウッドの複雑な事件に巻き込まれていく姿を描きます。ダイアン・クルーガーが依頼人クレア、ジェシカ・ラングがクレアの母を演じました。ニール・ジョーダン監督(「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」)がメガホンをとり、ウィリアム・モナハン(「ディパーテッド」)とともに脚本を手がけ、トム・オーテンバーグ(「スポットライト 世紀のスクープ」)が製作総指揮に名を連ねています。週末3日間で、興収190万ドルをあげました。

2023年2月20日更新 Dan Knighton

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