全米映画ランキング : 2008年5月9日~2008年5月11日

全米映画ランキング:2008年5月13日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2008年5月9日~2008年5月11日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 アイアンマン

Iron Man
「アイアンマン」

Paramount
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 50,500,000 177,130,000
2 スピード・レーサー

Speed Racer
「スピード・レーサー」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 20,210,000 20,210,000
3 ベガスの恋に勝つルール

What Happens in Vegas
「ベガスの恋に勝つルール」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

1 20,000,000 20,000,000
4 2 近距離恋愛

Made of Honor
「近距離恋愛」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 7,600,000 26,280,000
5 3 ベイビーママ 3 5,770,000 40,380,000
6 4 寝取られ男のラブ♂バカンス 4 3,780,000 50,720,000
7 5 Harold & Kumar Escape from Guantanamo Bay 3 3,160,000 30,720,000
8 6 ドラゴン・キングダム 4 1,900,000 48,260,000
9 7 幸せの1ページ

Nim's Island
「幸せの1ページ」

20th Century Fox
(角川映画)

6 1,330,000 44,260,000
10 41 レッドベルト 傷だらけのファイター 2 1,140,000 1,240,000

「アイアンマン」がV2。「スピードレーサー」は2位デビュー

サマーシーズン2週目の全米ボックスオフィス。先週、圧倒的な強さで首位デビューを飾った「アイアンマン」が今週も約5000万ドルを稼ぎ、首位を守った。同作は10日間の累計を約1億7700万ドルとし、「ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ」(約1億5000万ドル)を抜いて今年の興収1位に。2億ドル突破は確実で、3億ドルを目指す。今夏の注目作の一つ「スピード・レーサー」は思わぬ大ブレーキで2位デビュー。「マトリックス」の製作チーム、ジョエル・シルバー(製作)&ウォシャウスキー兄弟(監督・脚本)が、日本のアニメ「マッハGoGoGo」(吉田竜夫原作)を極彩色のCGI映像で映画化した同作だったが、批評、動員の双方で振るわずオープニング興収は約2000万ドル止まりとなった。出演はエミール・ハーシュ、クリスティーナ・リッチ、マシュー・フォックス、ジョン・グッドマン、スーザン・サランドン、真田広之他。僅差で3位となったのはキャメロン・ディアス、アシュトン・カッチャー共演のラブコメ「ベガスの恋に勝つルール」。ともに傷心旅行でラスベガスに来ていたジャック(カッチャー)とジョーイ(ディアス)は、出会ったその日に酒の勢いで結婚する。翌日、我に返った2人は結婚を解消するが、ジャックがジョーイの持っていたコインで300万ドルを当てたために、2人は賞金の所有権を巡って争うことに……。監督はTVディレクター出身のトム・ボーン。10位に滑り込んだ「Redbelt」はロサンゼルスで護身術を教える柔術指導者の奮闘を描くアクションドラマ。主演は「トゥモロー・ワールド」「インサイド・マン」のキウェテル・イジョフォー。監督・脚本は「評決」「アンタッチャブル」「ハンニバル」などの脚本で知られるデビッド・マメット。来週は大ヒットシリーズ第2弾「ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛」が公開される。

2008年5月13日更新 藤井竜太朗

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