松岡茉優×田中みな実×滝沢カレン! 警察署勤務の“ギーク”トリオが井戸端会議で事件解決!? 新ドラマ、7月スタート

2024年4月25日 05:00


頭は切れるが、人間関係に難がある警察署勤務の3人が謎を解く!
頭は切れるが、人間関係に難がある警察署勤務の3人が謎を解く!

松岡茉優がフジテレビのGP帯連続ドラマ初主演を務め、田中みな実滝沢カレンと共演するドラマ「ギークス GEEKS(仮題)」が、「木曜劇場」枠で、7月から放送されることがわかった。頭は切れるが、人間関係に難がある警察署勤務の女性たちが、週末の井戸端会議で事件解決をアシストする、新感覚の“井戸端謎解きエンタテインメント”を紡ぐ。

タイトルの「GEEK(ギーク)」とは、言うなれば“賢いオタク”。好奇心旺盛で、卓越した知識や技術を持っているが、人間関係を苦手としている“ギーク”たちによる、キュートだがちょっとこじらせた日常や、痛快な謎解きを描く。松岡演じる主人公・西条唯(さいじょう・ゆい)は、優れた記憶力を持ち、物事の細部を即座に把握できる、高い証拠分析能力を持った鑑識官。田中扮する産業医・吉良ます美(きら・ますみ)は、プロファイリングを得意とする心理分析のプロだ。滝沢演じる交通課員・基山伊織(もとやま・いおり/28歳)は、地域の情報全てが頭に入っており、地理に精通している。

そんな彼女たちの日課は、毎週金曜にお決まりの居酒屋に集まっては、職場や人間関係の愚痴に花を咲かせること。するとそこに、刑事たちが頭を悩ませているという、ある事件の話題が持ち込まれる。3人がちょっとした謎解きのつもりで、それぞれの知識をもとに捜査の違和感や矛盾点を指摘すると、やがて意外な事実が発覚する。しかし事件解決の手柄には興味がなく、不器用な彼女たちは、恋愛や人間関係のトラブルの方が、難解すぎる大事件だと感じている。

「ギークス GEEKS(仮題)」は、大林利江子(「純愛ディソナンス」)と原野吉弘(「婚活1000本ノック」)が脚本、山内大典(「知ってるワイフ」)と村上正典(「プロミス・シンデレラ」)が演出を担う。フジテレビ系で、7月から毎週木曜10時に放送される。松岡、田中、滝沢の役どころとコメント、森安彩プロデューサーのコメントは、以下の通り。

画像2

松岡茉優(西条唯役)

(役どころ)
 小鳥遊(たかなし)署の鑑識課に勤める鑑識官で、証拠品の分析や管理を担当している。優れた観察眼を持ち、一度見た指紋、足跡、靴などの特徴が全て頭に入っている。頭脳明晰で優秀だが、無駄な労力を使うことが大嫌いで、やるべき仕事をこなしたら定時に帰るなど、泥臭い刑事の世界や古くさい警察組織の体質から一線を引いている。そんな行動から、「正義感ゼロの鑑識官」と呼ばれることも。人との距離感に厳しく、無駄に仲良くなるのが苦手だが、隣の部屋に引っ越してきた謎のイケメンから、関心を寄せられる。

(コメント)
Q.松岡さんは今作がフジテレビのGP帯連ドラ初主演となります。オファーを受けた感想をお聞かせください。

「森安彩プロデューサーから、『ギークス GEEKS(仮題)』で描きたいことを聞き、私自身が『そんなドラマが今、見たかった!』と感じました。こだわり強めの3人が織りなす会話劇は、台本を読んでいてもニヤニヤ、クスクスしてしまいます。ちょうど放送が木曜日ということもあり、放送を見てくださった方が『明日1日頑張って、あいつと飲みたいな』と気の置けない仲間のことを思い浮かべてもらえたらとてもうれしいです」

Q.台本を読んで、今作のみどころや魅力をお聞かせください。

「ゆるくて、気怠いのに、ドキドキする。そんなドラマを作れたらなと本読みの時に感じました。私が演じる西条、田中みな実さんが演じる吉良、滝沢カレンさんが演じる基山はそれぞれどこか気怠げなのですが、誰かが本気で困っていたら、手を差し伸べられる実は温かい人たちだなと思っていて。人としての温度はちょっと低めな彼女たちですが、なんだかんだ巻き込まれながら事件を解決していく姿が痛快です」

Q.すでに撮影に入っていますが、西条という役をどのように演じるよう心がけていますか?

「ちょうど先日の撮影で感じたことがあって。西条はジグソーパズルのオタクなのですが、オタクだって興奮の仕方は千差万別。私もオタなので、自分が興奮している時のテンションになってしまってはいけないなと自戒しました。西条には西条の興奮の仕方があるのだと思い直し、西条さんはどんなふうに荒ぶるのかしらと考えるのが楽しかったです。みなさんも“オタ”の部分がお有りでしたら、共感してもらえる所も多いと思うので、好きなものに一直線な3人を楽しんでもらえたらうれしいです」

Q.共演の田中みな実さん、滝沢カレンさんの印象をお聞かせください。

「ずっと前に出会っていたような気がする、と勝手ながら思っています。おふたりといると、妙に安心して、居心地が良いのです。育ってきた畑の違う私たちなのですが、そのグルーヴ感を皆様にも感じていただけたらうれしいです」

Q.放送を楽しみにしている視聴者の皆様へのメッセージをお願いします。

「刑事モノだけどそこまで考察せずに、というと少し語弊があるやもしれませんが、遅めの夕飯でも食べながら、だらだら見てもらえたらうれしいです。そんなドラマをみんな本気で撮っています。好きなものは好きでいいじゃん! 嫌なものは嫌でいいじゃん! そんなふうに自分を肯定できるドラマにできるよう、スタッフ、キャスト一同、本気で頑張ります!」


田中みな実(吉良ます美役)

(役どころ)
 小鳥遊署の医務室に勤務している産業医。「人の心を見透かす医務室の魔女」という異名をとるほど人間心理を読むことに長けており、行動や表情を見て、瞬時にその人の心の内を読み取る。初対面の人でも通りすがりの人でも遠慮なく親しげに話しかけるなど、人との距離感が麻痺していて、仲の良い西条や基山にはズバズバと切り込んでいくことも。イケメンが大好きで、「目の保養になる」と常にアンテナを張る一方で、本気の恋愛には踏み込まない、ある事情を抱えている。

(コメント)
Q.今作のオファーを受けたときの感想をお聞かせください。
「思いがけないタイミングでバタバタと出演が決まり、気付けば撮影に入っていたという感じでしたが、松岡茉優さん、滝沢カレンさんとどんな面白いことができるんだろう、と胸の高鳴りを覚えました」

Q.台本を読んで、今作のみどころや魅力をお聞かせください。

「仕事よりもやりたいことや生き方を堂々と優先し、人に嫌われることを恐れないギークスは笑ってしまうほど清々しい。頑張らないことの正義について、初めて考えさせられました」

Q.吉良という役をどのように演じるよう心がけていますか?

「本読みの際、監督に『色気が過ぎる』と、度重なるご指摘をいただきまして……。意識的に無くしても『まだ、少し感じる』とのことで、極端に振り切ったところ、今回のキャラクターが生まれました」

Q.共演の松岡茉優さん、滝沢カレンさんの印象をお聞かせください。

「松岡さんは3人の中で最年少でありながら、芸歴21年の頼れる座長。知識も経験も豊富で、想定していなかった動きや言い回しがシーン毎に飛び出します。それでいて、時に甘えん坊で無邪気。『わたし、2人には“まゆちん”って呼ばれたいです』と照れ笑いする様子は子どものようで、すっかり翻ろうされています。顔合わせ兼本読みの日、台詞を全て暗記してきた滝沢さん。『絶対に絶対に絶対に迷惑を掛けないように頑張るのでよろしくお願いします!』と深々頭を下げていましたが、迷惑どころか、カレンちゃんの存在がどれだけ現場を和ませているか。真面目に一生懸命に芝居と向き合い、卓越したワードセンスで皆を笑わせてくれる、最高の役者です。ふたりに会えると思うと現場に向かう足取りが軽く、休みの日にもふたりを思ってしまうほど。ギークスのチームワークにご期待ください!」

Q.放送を楽しみにしている視聴者の皆様へのメッセージをお願いします。

「気楽にみてください。な〜んにも考えずにみてみてください。周囲と足並みを揃えず、他人の顔色を伺わず、愛想笑いもしない。代わりに、自分にとっての大切な人や時間にはとことん愛を注ぐギークスの潔さは痛快です。是非ご覧ください!」


滝沢カレン(基山伊織役)

(役どころ)
 小鳥遊署の交通課員。「地図だけが話し相手」と言われるほど、あらゆる道や時間帯ごとの交通量など、小鳥遊町の地理情報は全て頭に入っており、日本全国の地理にも詳しい。常に最短ルートを知っているため、逃走した容疑者を先回りして捕まえることもできる。3人のなかでは最も論理的で、曲がったことを許さない生真面目な性格。22歳の妹と高校生の弟がいて、特に弟の進学を過剰に心配しては煙たがられている。

(コメント)
Q.今作のオファーを受けた感想をお聞かせください。

「最初は、『なぜ私に?』と驚きました。演技のお仕事のオファーをいただくと毎回、どうしてそう思ったのか、まず発案者の方に聞きたくなります。役柄や設定、物語を聞いて、さらに今回の事の重大さを知りました。そして、『私が演じていいと言ってもらえるのはありがたい! まだ見ぬ世界を見てみたい!』と思いました」

Q.台本を読んで、今作のみどころや魅力をお聞かせください。

「毎話毎話魅力が詰まっていますが、一番は人間性や毎日の生き方だと思います。基山さんも、私の知らなかった毎日を送っています。仕事も考えも生き方も、全て初めて見る景色でした。でもそこに芽生えた友情や生きる上での楽しみがいかに人それぞれで、そしてその息抜きが一致する時、どれだけ人はうれしいか、改めて知りました。ひとりのようでひとりじゃない、とびっきりに人間性が詰まっているのがこのドラマの魅力だと思います」

Q.基山という役をどのように演じるよう心がけていますか?

「基山さんは私ひとりでできあがっている人ではなく、監督さん、松岡茉優さん、田中みな実さん、助監督さん、スタッフさん、みんなで基山さんを育てていただいています。それは基山という人間そのもので、『しっかりしてなきゃいけない』という思いがある分、周りに支えられて、“しっかり”を学んでいっているような気がします。本当にたくさんの方に育てていただき感謝しかありません」

Q.共演の松岡茉優さん、田中みな実さんの印象をお聞かせください。

「茉優ちゃんは、出会ってすぐの頃から優しく気遣ってくれて、私が困っているといつも助けてくれたり、誰よりも年上みたいに何もかもから守ってくれたり、支えてくれたりして、申し訳ないくらいにお姉さんとしか思えないです。そして知識まで詰まっていて、私が胃の悩みを言ったら胃薬をくれますし、睡眠時間があまり取れずに現場に参加した日は、頭からビタミンを吹きかけるスプレーや、目を温めるマスクまでくれたり、その日に言ったのに、前から知っていたかのように色々なものが出てくる茉優ちゃんのバッグはまるでドラえもんポケットです。たまに、お腹がすいておなか鳴っちゃったり、話していたのに急に眠ったり、赤ちゃんみたいな一面も見られたりして、茉優ちゃんは魅力が詰まりすぎていて、ドラマが終わっても仲良くしていたいと、現時点でもう思っています」

「みな実さんは、以前番組でご一緒させていただいていたので、すぐにまた仲良くさせていただきました。むしろその時よりも仲良くなれている気がします。いつも私を引っ張ってくださって、美容や健康のことも、先生みたいにたくさん教えてくれたり、茉優ちゃんが『コレおすすめだよ!』と言っていたものをみな実さんがすぐに買って、私にまでプレゼントしてくれるのです。そのお気持ちが信じられないくらいうれしかったです。みな実さんは、面白いこともよく言うので笑っちゃいます。声のトーンが低くなったり高くなったりコロコロ変わる所も魅力的です。英語をしゃべったり、『どこで覚えてきたのか?』と思う関西弁をしゃべったり、たまに不思議なことをしています。でもだからこそ毎日、『今日はどんなみな実さんなんだろう?』ってワクワクしています。おふたりともお姉さんみたいで本当に心強くて、本当に毎日居心地がよくて、おふたりと一緒にお仕事ができて、仲良くなれて私は幸せ者です」

Q.放送を楽しみにしている視聴者の皆様へのメッセージをお願いします。

「私こそ放送が楽しみなので、出る側でありながら見る側でもあるので、皆さんと一緒に待ち望みたいと思います。食べながら、飲みながら、お菓子をつまみながら、ストレッチしながらでも愉快に見られてしまう、ポップで優しくて温かい人間物語にどうぞお風呂の如く浸かっていただきたいです。撮影が楽しすぎるので、その空気感まで皆様のお目に届いたらうれしいです」


森安彩プロデューサー

「世の中には大変なお仕事がたくさんあって、誰もが働きながら自分の役割や責任を果たすために必死に頑張っていると思います。でも、どんな人も家に帰ればただの人。趣味や生活のこだわりがあり、家族や恋人や友人がいて、職場で見せるのとは違う顔を持っています。あえて所轄警察署を舞台に、女性3人がライフワークバランスを大事にしながら事件解決をするコメディドラマを作ったら面白いのでは? という思いつきがこの企画の始まりでした。定時までに仕事を終えたい3人に、時間などおかまいなしに事件は降り注ぎます。いかに彼女たちがプライベートタイムを守るために奮闘するか、がストーリーの見所であり、ギークス3人の個性がぶつかり合って繰り広げられるコミカルな会話もぜひ楽しみにしていただけたらと思います。松岡さん、田中さん、滝沢さんという素敵すぎるキャストと、信頼できるスタッフと一緒にこのドラマにチャレンジできることを心よりうれしく思っております」

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