映画史上最も料理上手な殺人鬼 調理するのは、人! イーライ・ロス最新作「サンクスギビング」12月29日公開
2023年11月8日 19:00
イーライ・ロス監督の最新作「サンクスギビング」が12月29日に公開される。このほど、日本版ポスターと予告映像(https://youtu.be/us94lXMP1L8)が披露された。
クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督がタッグを組み、映画本編2本と実在しない映画の予告編5本で構成された伝説のホラー映画「グラインドハウス」(07)。「サンクスギビング」は、その中で上映されたフェイク予告編「感謝祭(Thanksgiving)」をロス監督自らの手により、長編映画化した作品だ。出演は、パトリック・デンプシー、アディソン・レイ、マイロ・マンハイム、ジェイレン・トーマス・ブルックス、ネル・ベルラーク、リック・ホフマン、ジーナ・ガーションら。
映画史上、最も料理上手な殺人鬼ジョン・カーヴァーが、「感謝祭≪サンクスギビング≫」の一夜を恐怖に陥れる物語。家族や愛する人々と共に日々の恩恵に感謝し祝福する一年で最も盛大な祝祭、「感謝祭(=サンクスギビング)」。エプロンをして、コンロに火をつけ、野菜を切って塩コショウをして、音楽にのって楽しそうに料理をする謎の人物。しかし調理をされているのは、食材ではなく、なんと人だった……。このほど公開された予告編ではその恐怖の1日の一端が垣間見られる。
<あらすじ>
感謝祭(=サンクスギビング)発祥の地マサチューセッツ州プリマス。一年に一度の祝祭に沸き立つ人々だったが、突如、ダイナーで働く女性が何者かに惨殺される事件が起こる。その後も一人、また一人と消えてゆく住民たち。彼らは皆、調理器具を凶器に、感謝祭の食卓に並ぶご馳走に模した残酷なやり方で殺害されていた。街中が恐怖のどん底に突き落とされるなか、地元の高校の仲良しグループのジェシカたちは、ジョン・カーヴァーを名乗る謎のインスタグラムの投稿にタグ付けされたことに気づく。そこには豪華な食卓が用意され、自分たちの名札が意味深に配されていた。
「サンクスギビング」は12月29日全国公開。