注目のドキュメンタリー「ブラック・バービー」をNetflixが獲得

写真：AP/アフロ

今年3月にSXSWで上映され注目を集めたドキュメンタリー「ブラック・バービー（原題）」の世界配給権を、Netflixが獲得した。

米バラエティによれば、ラジェリア・デイビス監督・脚本の「ブラック・バービー（原題）」は、敏腕プロデューサーのションダ・ライムズ（「スキャンダル　託された秘密」「グレイズ・アナトミー」）率いるションダランドが製作したドキュメンタリーだ。米マテル社で働いていた3人の黒人女性（デイビス監督のおばのベウラ・メイ・ミッチェル、キティ・ブラック・パーキンス、ステイシー・マクブライド・アービー）の働きかけにより、オリジナルのバービー人形から遅れること31年後の1980年に初めて黒人のバービー人形が発売された、その歴史と社会に与えた影響を振り返っている。

バービーといえば、グレタ・ガーウィグ監督、マーゴット・ロビー主演の実写映画「バービー」が世界興業収入13億ドルを突破し、現時点で今年最大のヒット作となった。同作では、イッサ・レイが黒人の女性大統領のバービーを演じた。