ディカプリオ×スコセッシ「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」 真実の愛、残酷な裏切りが交錯する新予告

2023年7月6日 14:00


白人たちが、アメリカ原住民の土地を荒らす
白人たちが、アメリカ原住民の土地を荒らす

レオナルド・ディカプリオマーティン・スコセッシ監督が6度目のタッグを組む「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」の新予告編がお披露目。真実の愛と残酷な裏切りが交錯する、西部劇でありサスペンスでもある世界観が垣間見える。

原作は、デビッド・グランの犯罪ノンフィクション「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」。20世紀初頭、アメリカ先住民のオセージ族は石油の発掘で、一夜にして世界でも有数の富を手にする。その財産にすぐに目をつけたのが、すでに入り込んでいた白人たちだった。彼らはオセージ族を巧みに操り、脅し、奪える限りの財産を強奪し、やがて殺人に手を染める。

スコセッシ監督とともに、「フォレスト・ガンプ 一期一会」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」などで知られるエリック・ロスが脚本を担当。ディカプリオのほか、ロバート・デ・ニーロジェシー・プレモンスリリー・グラッドストーンらが共演した。

新予告編は、アーネスト・バークハート(ディカプリオ)が、オセージ族のモーリー・カイル(グラッドストーン)と見つめ合うシーンから始まる。ふたりは互いに惹かれ合うが、「ここには金があふれている」というウィリアム・ヘイル(デ・ニーロ)の言葉で、映像の雰囲気は一転し、アーネストの周囲には不穏な空気が漂い始める。石油が噴き出すほどに潤沢なオセージ族の土地で、列車に乗ってやってきた白人たちは拳銃を持ち、対するオセージ族は「我々は戦士だ」と宣言。やがて、町は暴力と金で溢れていく。映像の最後には、特別捜査官トム・ホワイト(プレモンス)が、「殺人の件でこちらに」と、アーネストの家を訪ねる緊張感漂うシーンも。アーネストとリリーの運命が気になる映像となった。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」は、10月20日からIMAXを含む劇場で公開。その後、Apple TV+で世界同時配信される(配信日は未発表)。

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