アニプレックス、佐藤信介監督所属のオリガミクスを買収　ミリアゴンスタジオに社名変更

ソニー・ミュージックエンタテインメントは5月31日、子会社のアニプレックスがオリガミクスパートナーズの全株式を取得して完全子会社化し、6月1日からミリアゴンスタジオと社名変更して事業を開始することを発表した。

新会社として事業を開始するミリアゴンは、既存のエージェント事業、IP開発事業に加え、新たに実写作品のプロデュース事業を行う。プロデュース事業では、現在オリガミクス所属で「キングダム」シリーズやNetflix「今際の国のアリス」シリーズを手がける佐藤信介監督をはじめとするクリエイター（プロデューサー、脚本家、監督など）を中核とし、世界に向けたコンテンツの企画プロデュースを目指すという。

また、事業を開始するに際し、韓国のスタジオドラゴン前代表である、チェ・ジニ氏が2021年に設立したコンテンツスタジオ「IMAGINUS（イマジナス）」と戦略的パートナーシップを締結。これに基づき、チェ氏がミリアゴンのエグゼクティブアドバイザーに就任し、世界に向けたアジア発信のプレミアムドラマシリーズの企画プロデュースを両社で行っていく。