【写真多数】アントニオ・バンデラスがお茶目過ぎる「コンペティション」和気あいあいな舞台裏

2023年3月22日 09:00


お茶目なアントニオ・バンデラス
お茶目なアントニオ・バンデラス

ペネロペ・クルスアントニオ・バンデラスが共演し、映画業界の舞台裏を描く「コンペティション」(公開中)のメイキング写真が披露された。鬼才監督、映画スター、舞台俳優のエゴとプライドを懸けた火花散る熱い戦いが繰り広げられる本作だが、撮影舞台裏はとても穏やかで笑いが絶えない現場だったようだ。

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本作は、「ル・コルビュジエの家」「笑う故郷」などのガストン・ドゥプラットマリアノ・コーンが監督を務めた本作は、知られざる映画製作の過程を臨場感あふれる手法で描いたドラマ。メイキング写真は、映画監督役を演じたクルスが本物の監督のようにモニタリングする姿や、カメラの前でお茶目なポーズをとるバンデラスのかわいらしい姿が切り取られている。

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ドゥプラット監督は「映画の中に出てくる監督ローラの演出方法はフィクションであり、共同監督のマリアノ(・コーン)も私も、監督として彼女のような演出の方法はとりません!それは、断言します(笑)。実際の現場は、映画とは正反対で僕ら監督の独裁政権ではなく、ペネロペ、アントニオ、イバンの3人の俳優たちと一緒に制作していきました。彼らの経験談を踏まえて脚本に盛り込み、キャスト・スタッフ一丸となって作品を構築していくという、とても貴重で楽しい時間を過ごしました。あまりにも楽しい現場だったので、同じメンバーで新しい作品をつくろうという話も出たほどです」と、有意義な撮影を振り返る。

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撮影中の思い出を聞かれたクルスも「本当に苦労した撮影だったわ!一体何に苦労したって、俳優もスタッフも全員が笑いを必死にこらえなくてはならなかったこと。みんな笑いを抑えられなくて何度も取り直したの」とコメントしており、映画の中ではあまり笑わないローラを演じることが困難な撮影現場であったと明かしている。

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劇中で陽気な映画スター役を演じたバンデラスは、現場でもムードメーカーとして活躍していたというが、撮影が始まれば一転、真面目な演技を披露。しかし、その“真面目な演技が”面白さのポイントだというバンデラスは「俯瞰して見ると、役者の仕事は滑稽なことばかりだ。アーティストたちが互いの心を通わせるために様々な方法を駆使すると、それがとても滑稽な状況を生み出すこともある。僕の俳優養成時代までさかのぼるけど、クラス全員が犬のふりをして、午前中ずっと吠えたり、犬がするようなことを全部やって、ウロウロしたりするんだ。本人たちが真剣に挑めば挑むほど、その姿に面白味が増すんだよ」と語っている。

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