竹野内豊、共演者から“素顔”暴露も自然体 「そうかな~」とどこ吹く風

2023年1月13日 19:10


個性あふれるチームの活躍が映画化
個性あふれるチームの活躍が映画化

人気ドラマの劇場版「映画 イチケイのカラス」が1月13日、全国332館で封切り。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶が行われ、主演を務める竹野内豊をはじめ、黒木華斎藤工山崎育三郎田中亮監督が出席した。

講談社「モーニング」で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠で放送された「イチケイのカラス」の劇場版。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を舞台に、伝家の宝刀「職権発動」を駆使する自由奔放で型破りな裁判官・入間みちお(竹野内)と、超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(黒木)ら個性あふれるチームの活躍が描かれる。

竹野内は「田中監督がいろいろなアイデアを出してくださる。台本にはない、みちおがどんどん引き出され、気づいたらずいぶん“濃い”裁判官になっていた」と個性的な役どころの秘話を公開。一方、田中監督は「竹野内さんご自身にも、みちおに通じるチャーミングさがあるので、ぜひ引き出したいと思っていた」と本人の性格が、キャラクターを肉付けしたと明かした。

そんな二人のやりとりに、黒木は「そうですね。そういう部分はあると思います。屈託なく笑うことありますし」と現場での竹野内の素顔を披露。「取材現場に流れていた民族音楽に合わせて、踊り出したり。取材陣があっけに取られていた」(斎藤)、「僕のミュージカルを帝国劇場まで見に来てくださったが、始まって15分くらい、僕が出てるって気づいてなかったそうで、そういうエピソードが竹野内さんらしい」(山崎)と暴露が続くと、当の竹野内は「そうかな~」とどこ吹く風で、自然体を貫いていた。

本作には、竹野内も出演した映画「シン・ゴジラ」の総監督・脚本を手がけた庵野秀明が、“居眠り裁判長”役で友情出演。竹野内との共演はなかったが、「よくぞ参加してくださって、恐縮でした。ものすごくうれしかった」(竹野内)。弁護士に転身した坂間を演じた黒木には、庵野氏を直接叱りつけるシーンがあり「申し訳な気持ちも。でも、想像していた通りの庵野さんというか、『ちゃんと、いびきできるかな?』って心配する姿がすごくかわいらしかった」と“初タッグ”を振り返っていた。

この日は、主題歌「Farewell」を担当した「Superfly」が駆けつけ、同楽曲を生パフォーマンス。黒木演じる坂間をイメージして誕生したといい、黒木は「胸に来るものがあって、感動しました。まるで抱きしめられているよう」と感激していた。

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