「ワイスピ」の女性版スピンオフ! ユニバーサル会長が意欲
2022年10月29日 11:00
ビン・ディーゼル主演の大ヒットカーアクション「ワイルド・スピード」シリーズについて、米ユニバーサル・ピクチャーズのドナ・ラングレー会長が女性キャラクターたちに焦点を当てるスピンオフ製作に前向きな考えを明かした。
「ワイスピ」シリーズのスピンオフは、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサム主演の「ワイルド・スピード スーパーコンボ」が2019年に公開されている。このほど米ビジネスインサイダーのインタビューに応じたラングレーは、「女性版の『ワイスピ』をぜひ見たいです。ビン(・ディーゼル)も同じ考えです。このシリーズには素晴らしい女性キャラクターが揃っていて、さらに今度はブリー・ラーソンも加わります。女性だけの『ワイスピ』を作りたいです」と語った。
「ワイスピ」シリーズにはこれまでミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、シャーリーズ・セロン、ヘレン・ミレン、ナタリー・エマニュエルらが出演。また、23年5月19日全米公開のシリーズ最新作「Fast 10(原題)」にはラーソン、ダニエラ・メルヒオール(「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」)、リタ・モレノ(「ウエスト・サイド・ストーリー」)が新たにキャストに加わっている。
ディーゼルは19年に脚本家チームが女性キャストによるスピンオフの企画に取り組んでいるとインスタグラムで明かした。また、シリーズレギュラーのクリス・“リュダクリス”・ブリッジスも21年にラジオ番組で「彼女たちにはスピンオフが必要だ。このシリーズには最高にヤバい女性たちが集まっているし、彼女たちが主役になる番だ」と語っていた。