「007」キャリー・ジョージ・フクナガ監督、三ツ星シェフとフードドキュメンタリー制作

Photo by Ian Gavan/Getty Images for EON Productions, Metro-Goldwyn-Mayer Studios, and Universal Pictures 写真：AP/アフロ

「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」のキャリー・ジョージ・フクナガ監督と、デンマークにあるミシュラン三つ星レストラン「ノーマ」のシェフ、レネ・レゼピが組む新作が、米アップルで制作されることがわかった。「ノーマ」は「世界のベストレストラン」ランキングで5度トップに輝いている。

米バラエティによれば、新作「Omnivore（原題）」は食を通じて世界を見つめるドキュメンタリーシリーズで、食がどのようにして人々を結びつけているか、政治に活力をもたらし、信条を形作り、過去や未来を反映しているかを探る。各エピソードでは世界をめぐりながら、その土地の社会や精神性に影響を与えた食材について掘り下げるとのこと。フクナガ監督の製作会社とノーマ・プロジェクト、フィルム45、エンデバー・コンテントが制作。レゼピがナレーション、サン・アランダがショーランナーを務める。

フクナガ監督はアップルとファーストルック契約を結んでおり、スティーブン・スピルバーグ監督のアンブリンとトム・ハンクスのプレイトーンが制作するアップルの新ドラマ「Masters of the Air（原題）」で監督を務めている。