マーティン・スコセッシ監督、伝説的バンド「グレイトフル・デッド」伝記映画を製作! 主演はジョナ・ヒル

2021年11月24日 21:30


マーティン・スコセッシ監督(左)とジョナ・ヒル
マーティン・スコセッシ監督(左)とジョナ・ヒル

巨匠マーティン・スコセッシと米アップルが、アメリカのロックバンド「グレイトフル・デッド」を描く伝記映画を準備していることがわかった。

スコセッシが監督を務め、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でスコセッシと組んだジョナ・ヒルが、グレイトフル・デッドのフロントマンとして活躍し1995年に他界したジェリー・ガルシアさん役で主演する。

米Deadlineによれば、タイトル未定の本作は「アメリカン・クライム・ストーリー O・J・シンプソン事件」「ビッグ・アイズ」のスコット・アレクサンダーラリー・カラゼウスキーが脚本を執筆。スコセッシ、ヒル、リック・ヨーン(「アイリッシュマン」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」)がプロデュースする。

65年に結成されたグレイトフル・デッドは、ロック、フォーク、ジャズ、ブルーグラス、カントリー、ブルース、サイケデリック・ロックなどさまざまなジャンルを取り入れた音楽で伝説的なバンドの地位を確立し、「デッドヘッズ」と呼ばれる熱狂的なファンが世界中に広がった。今回の伝記映画の製作にあたり、アップルはグレイトフル・デッドの楽曲使用権を獲得しているとのこと。本作はグレイトフル・デッドのオリジナルメンバーであるボブ・ウィアー、フィル・レッシュ、ミッキー・ハート、ビル・クルーツマン、そしてガルシアさんの娘トリクシー・ガルシアが製作総指揮を手がける。

スコセッシは過去にグレイトフル・デッドのドキュメンタリー映画「Long Strange Trip(原題)」(2017)で製作総指揮を務めたほか、数々の音楽ドキュメンタリーで監督、製作を手がけてきたが、ミュージシャンを題材にした伝記映画はこれが初めてとなる。

スコセッシは、作家デビッド・グランの犯罪ノンフィクション「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生(早川書房刊)をもとにしたアップルのオリジナル映画「Killers of the Flower Moon(原題)」(レオナルド・ディカプリオロバート・デ・ニーロジェシー・プレモンス出演)が先ごろクランクアップした。同作は22年公開の予定。

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