異なる時代を生きる少女ふたりの“夢”と“恐怖”がシンクロする「ラストナイト・イン・ソーホー」予告完成

2021年10月15日 18:00


「魅惑的で恐ろしい、60年代ロンドンへようこそ。」
「魅惑的で恐ろしい、60年代ロンドンへようこそ。」

エドガー・ライト監督(「ベイビー・ドライバー」)の約4年ぶりとなる新作「ラストナイト・イン・ソーホー」の公開日が12月10日に決定し、予告編とポスタービジュアルが披露された。映像には、トーマシン・マッケンジー(「ジョジョ・ラビット」)演じる現代のエロイーズ、アニヤ・テイラー=ジョイ(「クイーンズ・ギャンビット」)扮する1960年代に生きるサンディの“夢”と“恐怖”がシンクロしていくさまが、衝撃的なカットとともに切り取られている。

本作は、ライト監督が60年代のロンドンとホラー映画への愛をこめて贈るタイムリープサイコホラー。第78回ベネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門、第46回トロント国際映画祭のコンペティション部門などで上映され、話題を呼んだ。

画像2

予告編の冒頭では、ファッションデザイナーを夢見るエロイーズが、新生活への期待を胸に大都会ロンドン・ソーホーへとやってくる。新居のアパートでお気に入りのレコードをかけながら、エロイーズは夢のなかへ――。通りを抜け、60年代のソーホーの街に佇むクラブ「カフェ・ド・パリ」に足を踏み入れたエロイーズは、鏡越しに魅惑的な雰囲気をまとうサンディを見つけ、身体も感覚も彼女とシンクロしていく。やがて夢での体験が現実にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズは、タイムループを繰り返すなかで「これは夢じゃない」と思い始める。

しかしある日、夢でサンディが殺される場面を目撃するエロイーズ。そのおぞましい出来事を機に、現実では謎の亡霊が現れ、徐々に彼女は精神を蝕まれる。ふたりの少女を待ち受けるのは現実なのか、覚めることのない夢か――。60年代を彩る名曲にのせ、現実とも夢ともつかない映像が、恐ろしくも鮮やかに映し出されている。

ポスターは、エロイーズとサンディのほか、ふたりがそれぞれの時代で出会う男たちの姿を活写。ネオンが怪しく光り輝くソーホーの街を背景に、「魅惑的で恐ろしい、60年代ロンドンへようこそ。」というコピーが意味深に配置されている。

ラストナイト・イン・ソーホー」は、12月10日に東京のTOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国で公開。

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