村上虹郎×芋生悠「ソワレ」公開日は8月28日！“逃避行”を切りとった場面写真も一挙披露

(C)2020ソワレフィルムパートナーズ

［映画.com ニュース］　村上虹郎と芋生悠（いもう・はるか）がダブル主演を務め、外山文治監督がメガホンをとるオリジナル映画「ソワレ」の公開日が、8月28日に決定。あわせて、新場面写真が一挙にお披露目された。

本作は、豊原功補、小泉今日子、外山監督らで立ち上げた映画制作会社「新世界合同会社」の第1回目のプロデュース作品。役者を目指し上京した若者・岩松翔太（村上）は、生まれ育った海辺の街の高齢者施設で演劇を教えることになった。やがて、ある事件をきっかけに、そこで働く山下タカラ（芋生）と先の見えない逃避行を始める。

場面写真は、翔太とタカラの逃避行の一部を切りとったもの。悲しげな表情で下を向き、切ない感情を強く訴えかけてくる翔太、強い意思を感じさせる瞳でしっかりと前を見据えるタカラの姿に加え、夏祭りに向かう予定だった浴衣姿のタカラが、翔太とともに逃避行へと走り、電車に乗って街から離れようとする光景を活写。また。見知らぬ街で途方に暮れ、警官を横目に走り抜ける場面などが収められている。

たった2人で逃げ続けなければならない――写真からは、追い詰められた緊迫感や緊張感が伝わってくる一方で、翔太とタカラが常に一定の距離を置き、どことなく気まずい雰囲気を漂わせているようにも見える。出逢ったばかりであり、恋愛関係にあるわけではない2人が、なぜ逃避行へと至ったのか。想像がかき立てられるカットばかりだ。

「ソワレ」には、岡部たかし、康すおん、塚原大助、花王おさむ、田川可奈美、江口のりこ、石橋けい、山本浩司も出演。8月28日から全国公開。