「約束のネバーランド」連載完結記念　初の展覧会が20年12月～21年1月開催

(C)白井カイウ・出水ぽすか／集英社

［映画.com ニュース］　原作・白井カイウ氏、作画・出水ぽすか氏による人気漫画「約束のネバーランド」が「週刊少年ジャンプ」28号で最終回を迎えたことを記念し、初の展覧会「連載完結記念 約束のネバーランド展」が12月11日～21年1月11日に東京・六本木ヒルズ展望台の東京シティビュースカイギャラリーで開催される。

同展は、作品世界に浸れる空間のなかに名シーンが展示されるほか、連載開始前の秘蔵資料、作品の世界観に合わせた原画展示、創作の裏側に迫るさまざまな資料を通して、1話～最終話の軌跡をたどる。また、海抜250メートルの東京シティビューからの美しい景色と展示品の融合も見どころとなる。

開催に対し、白井氏は「原画展です!!　ただでさえ美しい出水先生のカラー絵がズラリドドンと間近で見れます！　他にも面白い展示や未公開のアレコレの公開……？　などを色々と予定しています。『約束のネバーランド』の世界を最大に表現した展示にしていただいています！　是非お楽しみに！」と述べ、出水氏は「夢に見た展覧会です！　単行本ではモノクロで収録されているイラストがカラーで沢山展示されます。現在展示にむけて色塗りの様子を動画で撮影中です。是非見に来てください！　今までになく大きな会場なので見応えのある展示になりそうです」とコメントを寄せている。

16年に連載を開始した「約束のネバーランド」は、小さな孤児院グレイス＝フィールドハウスで暮らす、エマ、ノーマン、レイが、施設に隠された“恐ろしい秘密”を知ってしまったことから過酷な運命に立ち向かっていく姿を描いた。全世界での累計発行部数は2100万部を超え（電子版含む）、「このマンガがすごい！2018オトコ編1位」や第63回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。19年1月にテレビアニメ第1期が放送され、21年1月に第2期が放送予定。20年12月には実写映画版が公開予定で、 海外ドラマプロジェクトも始動している。