「薔薇の名前」ジャン=ジャック・アノー監督、ノートルダム大聖堂火災を映画化

2020年4月30日 14:00


火災から1年
火災から1年

[映画.com ニュース] 「薔薇の名前」「愛人 ラマン」などで知られるジャン=ジャック・アノー監督が、2019年4月に起きた仏・パリのノートルダム寺院の火災を題材にした映画企画を進めているとRTLが伝えた。

RTLの取材にロックダウン中の生活を語るとともに、大作映画のプロジェクトを進めていると明かし、「大火事の夜のノートルダム大火事の一部とその前に起きたことを再現し、前例のない、壮大で不穏なサスペンスに満ちた出来事を内部から体験する」作品になるという。大聖堂から遠くはない場所に居を構えるアノー監督は、火災を目撃し、「これらの瞬間のリアリティは、最高のフィクション映画の価値がある」と感じたそうだ。

「急いで作りたい映画だ」と、今夏の撮影を希望しているが、「もちろん健康上のリスクを冒すことはできません」とコロナウイルスによるリスクについて考慮していることも語った。

ノートルダム大聖堂は、フランスのロックダウンで再建が一時中断されていたが、4月27日から再開されている。

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