水谷豊、「轢き逃げ」で大役果たした主演2人に感謝の花束「本当によくやってくれた」

2019年5月10日 20:03


全国106スクリーンで封切り!
全国106スクリーンで封切り!

[映画.com ニュース] 俳優の水谷豊の監督第2作「轢き逃げ 最高の最悪な日」が5月10日、全国106スクリーンで封切られた。

水谷は、出演の中山麻聖石田法嗣小林涼子毎熊克哉檀ふみ岸部一徳とともに東京・新宿バルト9で初日舞台挨拶。「親が我が子を旅に出すような気持ち。出来がいいのか悪いのかは分かりませんが、出来の悪い子ほど可愛いというから、身の丈に合ったいい旅をしてほしい」と期待した。

オーディションで主演に抜てきされた中山と石田は、全国10都府県で96媒体の取材を受けるなどキャンペーンにも奔走。中山が「いつも隣にいる人。1日だけ別行動があって、その時は寂しく思った」と振り返る。石田も、「麻聖くんが隣にいなかったら、何もしゃべれなかった。この人で良かった」と相思相愛ぶりを見せつけた。

そんな2人に、今月12日の「母の日」にちなみ“映画の母”である水谷が「お母さんですよ」と「感謝」の花言葉を持つピンクのカーネーションの花束を贈呈。「撮影中は夢の中にいるようで夢中でやっていたけれど、今振り返ると本当によくやってくれた。サンキュー」とねぎらった。

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また、監督に請われて出演した檀は、「若い頃に共演した水谷さんが、立派な監督になられて感動しました」と万感の表情。さらに、「もう次の企画も練っているみたいですよ」とほのめかし、水谷を「そんなに追い詰めて、どうするんですか?」と慌てさせた。

その第3作については、かねて60代で3本撮ると発言しており「余計なこと言っちゃったな」と苦笑い。それでも「3作目は、初めて自分が出ない作品はどうでしょう?」と呼びかけたが、観客から期待したほどの歓声や拍手は得られず「そのくらいの反応ですか」と残念そうな表情を浮かべた。

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