「FGO」TVアニメ「バビロニア」10月放送開始　劇場版「キャメロット」前編は20年公開

［映画.com ニュース］　スマートフォン向けゲームアプリ「Fate/Grand Order」（以下「FGO」）のスペシャルステージが3月24日、「AnimeJapan 2019」内で行われた。アニメ版の主人公である藤丸立香役の島崎信長、マシュ・キリエライト役の高橋李依、アルトリア・ペンドラゴン役の川澄綾子、ゲーム「FGO」第2部開発ディレクターのカノウヨシキ氏、アニプレックスプロデューサーの黒崎静佳氏が登壇し、テレビアニメ「Fate/Grand Order ‐絶対魔獣戦線バビロニア‐」や、「劇場版 Fate/Grand Order　神聖円卓領域キャメロット」の最新情報を発表した。

テレビアニメ「絶対魔獣戦線バビロニア」からは、ギルガメッシュやエルキドゥ、イシュタルといったメインキャラクターが登場する最新PVと、立香とマシュが描かれたキービジュアルが公開。キービジュアルの立香が身につけている“礼装”は、ゲーム中には登場しないアニメオリジナルのものとなっている。また、同作の放送が10月からスタートすることも明らかになった。

劇場アニメ「神聖円卓領域キャメロット」からは、前編「Wandering; Agateram」の公開時期が2020年になることが発表され、コンセプトビジュアルが公開。ビジュアルに描かれたベディヴィエールを中心に展開するストーリーになることも明かされた。スタッフ情報も公開され、前編の監督を末澤慧、後編「Paladin; Agateram」の監督を荒井和人、アニメーション制作は前編をSIGNAL.MD、後編をProduction I.Gが担当することがわかった。

トークコーナーでは、2018年4月から19年4月までに「FGO」内で行われたイベントやキャンペーンなどを振り返り、キャスト陣が最も印象に残ったものを紹介。島崎は18年夏に行われた「サバフェス」を挙げ、ハワイのリアルな描写を絶賛。高橋が挙げたのは19年1月に行われた「閻魔亭繁盛記」で、自身が演じるマシュの新たな立ち絵が登場したことを喜んでいた。川澄は、19年2月に行われた「ボイス＆レター・これくしょん」を選び、フルボイスのバレンタインイベントで総勢14キャラを演じ分けた苦心を振り返った。

そのほか、ゲーム内の新規イベント「徳川廻天迷宮 大奥」の配信日が3月27日18時になることや、期間限定サーヴァントとしてカーマが新たに実装されることが発表され、殺生院キアラやパールヴァティー、柳生但馬守宗矩などが登場するCM動画やプロローグも公開。出演者の退場後は、スクリーンに「ロード･エルメロイII世の事件簿」と「FGO」のスペシャルイベント開催決定の報が映し出された。

また、オジマンディアスが導き手となる、リアル脱出ゲーム第2弾「謎特異点II ピラミッドからの脱出」が、4月26日からの東京・原宿ヒミツキチオブスクラップを皮切りに、名古屋、大阪、仙台、岡山、福岡、札幌の全7都市で順次開催されることが決定。8月3～4日には「FGO」4周年記念イベントが、幕張メッセで行われることも発表された。