「おっさんずラブ」映画化！　主演・田中圭、上海ロケ熱望もスタッフ難色!?

［映画.com ニュース］　東京ドラマアウォード2018で3冠に輝き、新語・流行語大賞2018年のトップ10に選出された人気ドラマ「おっさんずラブ」が映画化されることが決定した。主演の田中圭は、「お会いする人お会いする人に、続編の話を振られてはずっと『ないです！』と答えていたのですが、すみません。『ありました!!』（笑）」と喜びのコメントを寄せている。

今年4月クールにテレビ朝日系列で放送された「おっさんずラブ」は、もてない独身ダメ男・春田創一（田中）、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵（吉田鋼太郎）、イケメンでドSの後輩・牧凌太（林遣都）の三角関係をピュアに描いたラブコメディ。「劇場版　おっさんずラブ（仮）」では、ドラマ最終話で描かれたエンディングのその後を描くといい、主演の田中、吉田、林のほか内田理央、金子大地、児嶋一哉、大塚寧々らレギュラー陣に加え、豪華なゲスト俳優の出演も予定しているようだ。

Twitter Japanが発表した「2018年国内で最もツイートされたアカウント＆使われたハッシュタグランキング」のテレビカテゴリーで、人気アカウント1位＆人気ハッシュタグ2位になった「おっさんずラブ」。その勢いは社会現象といっても過言ではないが、主演の田中は映画化に際し「個人的希望ですが、映画版ではおっさんずチームみんなでアクションをしたり、牧が凄い戦闘のプロだったりと『アクションラブ』にしたいなと思います！　多分却下されて、そういう話ではないと思いますが（笑）。ドラマの最後は、春田が上海に行くという設定だったので、海外ロケもしたいです!!　でも、スタッフからちょっと予算が……と既に難色を示されているので、こちらも却下されてしまうかもしれません（笑）」と妄想を膨らませている様子だ。

それでも、スタッフ・キャストともに同じ方向を突き進んでいることを明かし、「作品が自分たちの手を離れてめちゃくちゃ大きくなって帰ってきた、という良い意味でのプレッシャーを僕ら全員が持っているので、チームみんなで心を1つに、最高の結果を狙ってやろうとも思っています」と強い意欲をうかがわせた。

監督は、ドラマ版の演出を手がけた瑠東東一郎が務める。2019年3月にクランクインし、5月にオールアップを予定している。なお映画化決定を記念し、「おっさんずラブ　映画化決定記念！新春イッキ見SPだお」と題した全話一挙放送が、関東ローカル放送で19年1月2日午前6時55分～午後1時に行われる。映画は、19年夏に全国で公開。