「ファンタビ」ダンブルドアの“心の傷”とは…ジュード・ロウ&ジョニー・デップが言及!
2018年11月13日 17:00
[映画.com ニュース] 大ヒットファンタジーシリーズの最新作「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の特別映像が公開された。本作に登場する若きダンブルドアについて、演じたジュード・ロウや共演のジョニー・デップらが語っている。
本作は、魔法動物学者ニュート(エディ・レッドメイン)の壮大な冒険を描く第2弾。ホグワーツ時代の恩師ダンブルドア(ロウ)に、アメリカ合衆国魔法議会(MACUSA)の収容施設から逃亡した“黒い魔法使い”グリンデルバルド(デップ)の追跡を託されたニュートは、仲間や魔法動物たちとともにパリへ向かう。そこでは、グリンデルバルドが言葉巧みに賛同者を募り、勢力を広げていた。
ロウは、ダンブルドア役について「どのような人生を歩んできたのか、それをさかのぼれることはすごく貴重で特別な経験なんだ」とやりがいを明かし、本作でのダンブルドアについて「自分が加担してしまった過ちを正そうとしていると思うんだ」と推測する。
グリンデルバルドを演じるデップも「彼ら(ダンブルドアとグリンデルバルド)は互いの能力を認め合っていたんだ。特にグリンデルバルドは嫉妬心も抱いていたはず。恐らく愛情や尊敬の念を持つことに対する苦しみがそこにはあるんだ」と、グリンデルバルドの目線で2人の関係について言及した。
「ハリー・ポッター」シリーズの原作者であり、「ファンタスティック・ビースト」シリーズの脚本を手がけるJ・K・ローリングは「ジュード(・ロウ)に会ったとき、私が知る限りのダンブルドアに関する情報をすべて話したわ」と、役作りに協力したことを告白。さらに、「ダンブルドアには、グリンデルバルドの野望に魅了された暗い過去がある。2人の関係は、みんなが知っているダンブルドアになるための重要な要因なの。若きダンブルドアは、治すことのできない心の傷を負ってしまった」とバックボーンを解説している。
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」は11月23日から全国公開。