“声のみ出演” 高畑充希、舞台挨拶に恐縮「横並びが申し訳ない」
2018年10月26日 20:05
[映画.com ニュース] 人気作家・有川浩の同名ベストセラーを実写映画化した「旅猫リポート」の初日舞台挨拶が10月26日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、主演の福士蒼汰、猫の声を担当した高畑充希が登壇した。
撮影から約1年半を経て、ついに公開日を迎えた福士は「ようやく、この日が来ました」と感無量の面持ち。「今とは違う、23、24歳だった当時の自分の良さが客観的に見える作品」だとアピールした。
一方、高畑は「私は声の出演だったので、(映画には)出ていません!」と照れ笑い。「ここにいる皆さんとも現場ではお会いしていませんし、1日で仕事が終わってしまって……。今日はこうして、皆さんと横並びが申し訳ないなと思っています」と恐縮しきりだった。
心優しい青年・悟(福士)が、5年間幸せに暮らした愛猫ナナ(声:高畑)を手放すことになり、新しい飼い主を探すために日本各地をめぐる。親友や恋人など、これまで出会った大切な人々を訪ねながら、人生を振り返る悟はある秘密を抱えていた……。全国321スクリーンで封切り。舞台挨拶には、共演する竹内結子、広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、三木康一郎監督が同席し、劇中に登場する猫のナナも駆けつけた。
初日舞台挨拶の恒例行事である“鏡開き”も行われたが、この日の樽の中身はなんとミルク。福士に抱かれたナナに、桝に入ったミルクが振舞われたが、緊張した様子のナナはなかなかミルクを飲もうとせず、桝を持った高畑は悪戦苦闘していた。