大谷亮平&本田翼、“タブー”に踏み込んだ「チェイス」は「地上波では作れない作品」 : 映画ニュース

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大谷亮平&本田翼、“タブー”に踏み込んだ「チェイス」は「地上波では作れない作品」

2017年12月26日 19:00

インタビューも収録「チェイス!」

インタビューも収録
(C)JOKER FILMS INC.
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[映画.com ニュース] 大谷亮平本田翼がダブル主演したAmazonのオリジナルドラマシリーズ「チェイス 第1章」が、12月22日からAmazonプライム・ビデオで独占配信中。このほど映画.comでは劇中で真逆のコンビに扮した大谷と本田にインタビューを行い、「タブーに踏み込んだ」作品の魅力を聞いた。

大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「奪い愛、冬」で注目を集めた大谷演じる記者・三上と、「奥様は、取り扱い注意」や「鋼の錬金術師」など出演作が絶えない本田扮するBSテレビの新米AD・麻衣が、27年前に起こった未解決事件を含む5つの連続幼女殺人事件の真相に迫るサスペンスドラマシリーズ。「白夜行」「神様のカルテ」の深川栄洋が総監督を務め、NHK大河ドラマ「龍馬伝」や「海猿」シリーズなどを手がけた福田靖が脚本を担当する。

27年前の事件当時、DNA鑑定が決定打となりある男が犯人として捕まるも、その裏にはいくつもの矛盾点が存在していた。テレビ番組のネタとして再度調査を進めた三上と麻衣は、事件に隠された驚きの真実、さらには国家権力の恐ろしさを目の当たりにしていく。

本作では「えん罪」「証拠の偽造」「国家権力の暴走」など、スポンサーによって成り立つ地上波のテレビドラマでは描くのをためらってしまうような“国家の闇”にも果敢に切り込んでいる。本田は「なんて言ったらいいか、言葉を選びますね」と苦笑しつつ、「まず捕まった人を、もう1度裁判で無罪にしようっていう試みが、切り込んでるなと思ったところです。警察がやったことを1回否定しているようなことなので、(攻めてるのは)そこかと思います」と分析する。

対する大谷は、「メディアが、国家権力による隠ぺいを取材して放映するというのはマスコミに対するタブーでもあるし、そういった作品を企画製作することも、また1つのタブー。なかなか地上波ではできないだろうし、配信系だからできることですよね。国家権力にメディアが向かっていくという、タブーなところによくメスを入れたなと思います。そこに思い切ってチャレンジした企画だから、今までに見た事のないような展開が待っているし、自信を持って面白い作品になっていると言えます」と語る。本田も、「年末年始、何かに浸りたいって思う瞬間があると思うんです。そういうときに、地上波じゃ作れない本作を選んでもらえたらうれしいな」と言葉を添える。

出演において、大谷は「不安要素はあった」と明かし、作品が世に放たれた際の影響を鑑み、製作陣とひざを突き合わせて話す機会を設けたという。「『放送が始まったらこういう風になる可能性がありますよね』みたいなところは、かなり話しましたね。その際、お答えいただいたときの熱意、ドキュメンタリーで扱うような題材で、もちろん地上波ではできないものを、(ネット配信)ドラマだったら多くの方に見てもらえるんじゃないかという気持ちに共鳴する形で、僕は出演を決意しました」。

一方の本田は、「私は全然、なんの抵抗もなかった(笑)」と気骨を見せる。「だって、あくまで1つの“物語”なので。見る方も内容に興味があるから見てくれると思っていましたし、『放送されたら……』というのは考えませんでした。まず台本がめちゃくちゃ面白かったので、私はそういった、面白いとか、好奇心とか、そっちが先に行ってしまったので、何も躊躇(ちゅうちょ)はなかったです」。

物事を多角的にとらえる慎重派の大谷と、自分の気持ちにまっすぐな本田。対照的な2人の考え方や紡ぎ出す言葉は、そのまま三上と麻衣の関係性に通じる。「麻衣ちゃんは割と素に近かったですね。麻衣ほど振り切ってはないですけど、でもやっぱり等身大の女の子だったので、すごくやりやすかった」と語る本田は、演じるうえで「普通の女の子がこういう事件にもし挑戦するなら、どうやって成長していくんだろうと考えました。脚本を読んでいても、“そんなに頑張らないよなあ”と思って、『じゃあ頑張ろうね』を『じゃあ頑張りまぁす』みたいなちょっとやる気のない言い方にして、お家に帰って『やっぱちゃんと頑張ろう』となるような、普通の子が持っていそうな気持ちを大事にしました。『もうやる気満々です』っていう子なんていないし、演じる上でもいやだったんです」と“等身大”“リアリティ”を大切にしたという。

大谷は「絶対的に『チェイス』は、麻衣っていうキャラクターが目線になっていると思います。彼女の成長が視聴者目線ですよね。現場に入ってみてそれをすごく感じて、であれば三上は何なんだと考えたときに、スパッと整理ができたんです。(麻衣に対して)こっちが自然に引っ張られていく感じになってしまうんですよね。感情表現もそうだし、事件に突っ込んでいく感じも。ただ、三上としてはそういったものを排除しなくちゃいけない。目を合わせないのもそうですが、情ができても温度は保っていかないといけないから、心を鬼にして無視し続けていました」と振り返る。本田は「目も合わせてくれないから難しかった」と語るが、こうした大谷の努力が、三上と麻衣の絶妙な距離感を生み出したのだろう。

そうして出来上がった作品を見たとき、大谷は「(実際は1話30分だが)15分くらいに感じて、本当にびっくりした」とスピード感に圧倒されたそう。本田は、「サスペンスなんだけど、見やすい要素がちゃんと含まれている」と考察し、「第1話のキャラクターの紹介の仕方も豆知識みたいで面白かったし、例えばでんでんさんの役は怖いけどお金で動くみたいな、人間の弱点も描いている。ただの未解決事件に挑んでいく話じゃない」と力を込めた。

「チェイス 第1章」は、岸谷五朗羽田美智子田山涼成かとうかず子嶋田久作平田満らが脇を固める。全7話で、毎週金曜日に1話ずつ更新される。第2章の配信は、2018年春を予定している。

(映画.com速報)

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